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マーケティングって面白いものだよね
マーケティングカンパニー「Start-X」で代表を務めております山口です。
Start-Xはクリエイティブを起爆剤に企業のマーケティングを支援している会社です。最近では、マーケティングの観点をもとに新規事業開発や既存事業のグロース支援、各種企業様との共同事業開発等もおこなっております。
最近、マーケティングに携わる人が増えてきた半面、「マーケティング」という言葉自体に嫌悪感を抱く人もよく見るようになったように感じます。
有名なマーケターが時折SNSで炎上していたり、過去も吉野家の元常務による生娘シャブ漬け発言があったり、配信されているようなデジタル広告も時折Xで話題になったりするので…良い側面も多く成功例のように取り上げられますが、ダークサイドとしてのマーケティングもニュースになることがしばしばあるかと思います。
マーケティングとは何か
そもそもマーケティングの定義は人や組織によっても大きく理解や解釈が異なるかと思いますが…私は「自社の商品やサービスに対して、ステイクホルダーを巻き込むこと」だと解釈しています。
もちろん、企業であれば営利組織ではありますので最終的には売上や利益を追求していく必要があり、その手段として様々な手法を駆使していくのでしょうが、マーケティング定義はこのぐらいがちょうどいいんじゃないかと思っています。
人が商品を購入したり、サービスを利用したりもっと平たく言えば何かアクションを起こす時というのは、その行動自体に魅力を感じている、価値を感じているからだろうと思います。
では何をもって人は魅力を感じるようになるのでしょうか?
このように人が魅力を感じるようになるには、企業側が広告やプロモーション・キャンペーンやPRの施策を実行して、ステイクホルダーが自然に魅力的に感じるような環境・基盤・土台作りが必要かと思います。
PRの世界では、ステイクホルダーとの関係性構築はよく議題には上がりますがマーケティングの視点で捉えても、この環境や基盤・土台作りをすることが非常に大切ではないかと感じています。
どうやって価値の言語化からマーケティング戦略・戦術に落とし込んでいくのか
さて次に実際のマーケティングフェーズに関してですが…僕はマーケティング戦略や戦術を考える前に「価値の言語化」を行うことが非常に大切だと思っています。コンセプトやキーメッセージと置き換えて考えるとわかりやすいでしょうか。
最初から「儲かれば何でもいいや」で考えていると、この部分が疎かになり、マーケティングの解像度や担当者の意欲が落ちたりするので、可能であればここは入念に考えたいところではないかと思います。
具体的には、ユーザーが「どのような人にどのような思いをしてほしいのか」が定まってきたら、「どういう時にその思いを抱くのか」を考えていくようにしましょう。
あくまで、こちらかアプローチする前提ではなく、日常的に人がどう思うかを考えることが大切かと思います。(客観的な思考の整理ため)
上記とは似て非なるものですが、次に提供者視点で「どうしたらその思いを抱いてもらえるのか」を考えていくとよりすんなりとマーケティングの施策まで落ちていくと思います。
この辺りをより現実的に考えるのがミソかと思います。ここではマーケティングにおける各種リサーチの手法を使うのも勿論良いでしょう。
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次に「その思いを抱ける商材はどんなものか(商品設計)」、「商材の魅力が伝わるにはどうすればいいのか(マーケティング戦略設計)」、「商材の情報を届けるにはどのような手段を取ればいいのか(マーケティング戦術設計)」という流れでどんどんミクロな戦術に落とし込んでいってください。
ミクロ視点で戦術しか重視していないとなりますと、自分たちが何のためにマーケティングをやっているのか分からなくなり、結果的に利益重視の思考に偏ってしまいますので注意してみてください。
ここまでのポイントをまとめると以下のような流れになるかと思います。
「どのような人にどのような思いをしてほしいのか(価値の言語化)」
↓
「どういう時にその思いを抱くのか」
↓
「どうしたらその思いを抱いてもらえるのか」
↓
「その思いを抱ける商材はどんなものか(商品設計)」
↓
「商材の魅力が伝わるにはどうすればいいのか(マーケティング戦略設計)」
↓
「商材の情報を届けるにはどのような手段を取ればいいのか(マーケティング戦術設計)」
どうですが、こういった一連のプロセスを実行していくことに「ワクワクさ」は感じましたでしょうか?
この流れでワクワクした人がいれば、ぜひマーケティングを学んでみたり、実際にマーケターとして働くのが向いているかと思いますので職業選択の1つの選択肢にしていただくといいんじゃないかと思います。
マーケティングを楽しむために
最近のマーケティング関連の情報やニュースを見ていると、分析手法やチャネル戦略のようなミクロな視点ばかりが先行しているような気がしますが、マーケターは何故マーケティングをやっているのか、マーケティングの面白さはどこにあるのか、そもそもマーケティングってなんだろうというような概念的な部分から見つめ直してもいいのかなとも思ったりします。
特にデジタルマーケティングやIT領域は情報の更新が早く、常に勉強していかないとついていけなくなってしまいますが、根底にある「マーケティング」の面白さを感じている人であれば、勉強も苦にならないとは思います。
あくまで根底にあるのが「マーケティング楽しい!」であれば、より深く楽しむために自然と調べるアクションに繋がるイメージです。
まあ、こういった形で楽しんで真摯にマーケティングに取り組める人が増えると、日本はまだまだ良くなると思います。
私もそんなマーケターになれるよう日々精進していきたいところです。
私たちとご一緒していただける仲間を大募集中です!
Start-Xは5-10期目は「変革期」と位置付けており、会社としても飛躍できるようにしたいと考えております。
「日本一のマーケター組織を作る!」
を合言葉に日々心を燃やしながら、メンバーたちと切磋琢磨して組織体制やサービスを磨いています。
自社事業や共同事業もそうですが、一緒に動画やクリエイティブの可能性を信じながら、マーケティング/PRを突き詰めていけるパートナーの方がいらっしゃいましたら、積極的に採用中ですので、ぜひお声がけいただければと思います。
今後は「マーケティングカンパニーといえば、Start-X」を目指して、マーケティング全般をサポートする事業グロース会社となりつつ、もう一方で自分たちが作りたいサービスを世の中に生み出していく自社事業にも力を入れていきたいと考えています。
少しでもStart-Xに興味を持ってくださった方がいたら、カジュアル面談からでも結構ですので、お気軽にお声がけいただけると嬉しいです。(積極採用中です🔥)※代表のSNSからのDM📩も大歓迎です🙌
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最後に、今回のnoteをお読みくださり誠にありがとうございました。
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