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シーリア企画の演技・稽古概要
現在出演者募集中!!
募集詳細・応募方法はこちら↓
<演技について>
◆ シーリア企画の作品で役者の方にお願いしているのは、「役を生きる」ことです。
◆稽古では、「決められた演技を再現する」のではなく「その場で自然に生まれた表現を大切にする」 ことを目指します。
◆ミザンスは最低限しかつけません。役者と一緒に芝居を考えてきます。
◆どの角度、方位からでも成立するよう作ります。
◆脚本はあくまで作品を作る上での”設計図”と位置付けしています。
◆演出家は、おおまかな作品の方向性を明示しますが、舞台上で起こるさまざまな出来事は役者自身でクリアできるよう、稽古を行います。
◆「演じる」ではなく「生きる」 という感覚を大事にします。
<稽古について>
◆ 稽古の流れ
序盤:荒通しを行い、作品の全体像を把握する
中盤:ディスカッションを通し、作品理解を深め、シーンごとにトライアンドエラーを繰り返す。
終盤:あらゆるトラブルを含めた通し稽古を重ね、本番に向けてのメンタリティを作っていく。
◆稽古で行われること
●ディスカッション
・「このキャラクターはどんな人生を歩んできたのか?」 「このキャラクターが大切にしているものは何か?」「なぜこのセリフを言うのか?」等、キャラクターの背景を深めるためのディスカッションを行います。
・作品のテーマについて、ディスカッションを通して理解・考えを深めます。
●荒通し/通し
・さまざまな表現を試していただきます。
・舞台上で起こるいかなる事象にも対応できるよう、演出家があえて通しの邪魔をすることがあります。
◆セリフについて
稽古開始前に全てのセリフを覚えてきていただきます(稽古する中でセリフを忘れて7割くらいの記憶に落ち着くのがちょうどいいです)。稽古開始後、不安になってセリフを完璧に仕上げようとするのはやめてください(その場合は台本を燃やします)。
「完璧な演技を覚える」ことよりも、「その瞬間に自然に出てくる表現を大事にする」 ことを稽古の目的としているため、セリフを噛む、間違える等については言及しません。脚本はあくまで設計図として、芝居を繋いでいただきます。
<本番について>
本番の空気や観客の反応によって、演技が変わることを楽しんでください。
本番中、舞台上での水分補給、トイレへ行くなどの必要な事象が発生した際は、出演者同士で助け合い、実行してかまいません。
物理的、精神的、概念的に、舞台上と客席の境目がない空間作りを目指しています。
音響、照明ともに出演者に合わせた即興的なオペレーションを行うことがあります。
シーリア企画での作品作りにおいて、稽古中であっても不快だと感じる場⾯、⾔葉、⾏動があると感じた際には、プロデューサー・演出家・事務所様等いずれかの公演関係者にご相談ください。