旧姓でしごとをする理由。
こんばんわ。
私は日々しごとをする時は、旧姓のもりひらを名乗っています。
ーもりひらゆかー
これが私の仕事名です。
結婚をした時に、苗字が変わって感じたこと。
もりひらゆかは、この世界からいなくなっちゃうの?
27年間、一時も離れることなく一緒に生きてきた人が
突然この世界から消えちゃうみたいな気持ち。
もりひらゆかを、生かしてあげたい。
切なすぎる突然の別れを受け入れらなかったから、
しごとの世界でもりひらゆかを名乗ることを決めた。
そうして、結婚から早5年。
やまがたさんより、もりひらさんが主流で過ごしてきたんだけど、
在宅時間が多くなって、「もりひら」を口にする機会が少なくなって
もう一つの疑問にたどり着いた。
やまがたゆかは、この世界のどこにるんだろう?
けんじさんと過ごす時間が長いことで気づいた。
わたしは "やまがたゆか" なんだって。
(5年ってかかりすぎ!という声が聞こえます。)
5年前、新居引越し中に職場から電話がかかってきて、
『はい、もりひらです!』と応えた。
『もりひらのまま、仕事するんだね。』と言ったけんじさん。
『そうだよ!』と即答した。
あの時のけんじさんの顔はなんとなく憶えてる。
今さらにもしかして…と思うのは
ちょっと寂しかったのかな?
ということ。
本人に聞いてないし、聞いても答えるタイプの人ではないけど。
"もりひらゆか" も、"やまがたゆか" も
どっちも大事。
親がつけてくれた”名前”は残るけど
残った方の”名前”だけに
これまでの27年間を背負わせるには
苗字の責任が重すぎるし、
新姓にはその権利はまだ早すぎる。
当時はそう思ってた。
5年経った今は、”やまがたゆか” を
おうちの中だけじゃなくて、少し外に出してあげたいって思う。
そろそろ、新しく始まった5年間を
正式に”やまがた”に背負わせてあげたい。
けんじさんと、同じ苗字でこの世界に新しく存在する感じは
少しくすぐったくて、恥ずかしい。
同じ苗字っていうより、
『おそろいの苗字』っていう感じだけどね。
そんな気持ちもあって、
外から頂いたしごとや、趣味のnoteは
やまがたゆか で始めてみます。
いつか、けんじさんが読んだら
「寂しくはなかったけどな〜」って
思うんだろうな。