【紅花】女子高校生×紅花×商品開発「べにばな琥珀糖」誕生から発売まで
私は学校の探究学習で紅花の商品開発をしました。そしてその商品が山形県川西町の錦屋で発売することになりました!
「紅花」って食べられるの!?と思ったあなた、紅花にふれてみませんか?
この記事では私、ちひろが探究学習を通して紅花の商品開発した経緯や流れ、開発した商品についてご紹介します。ぜひ最後まで読んでください!
🏫そもそも九里学園高等学校(プログレス・コース)の探究学習ってなに?
「探究学習」とは、課題に向けて情報を収集・整理・分析したり、周囲の人と意見交換・協働したりしながら進めていく学習活動のことです。
「プログレスコース」では、"グローバル(国際)探究" と "ローカル(地域)探究" を行っています。
「探究」とは、従来の座学で教わる学びではなく、自分で問題・課題を設定し、自ら学ぶことです。さまざまな探究学習を行う上で、ディスカッションやプレゼンテーションなどをする場面がたくさんあります。そのため、論理的思考力やコミュニケーション能力などが身につきます。
🔳グローバル探究とは
スーパーグローバルハイスクール(SGH)で培った国際教育を活かした国際研究です。国際的な問題をどうすれば解決していけるか、様々な学びを通して考えます。
🔳ローカル探究とは
3つの学校プロジェクト(子ども食堂・多文化共生・食と健康)と個人課題研究を軸とした地域の人たちや団体などと協働した研究を行います。
🏫活動内容
🔳研究を始めたきっかけ
山形県が地方過疎化であることにより、伝統文化の継承が課題となっています。解決策として、伝統文化の魅力を発信することを考えました。
その中でも伝統工芸品・文化に関心をもち、周囲の方と話を得て絞り込んだ結果、「紅花」について研究しようと決めました。紅花のパンフレットを発見し、そこで「紅花」が日本農業遺産に認定されてることを知りました。また、2021年には世界農業遺産に申請書類が提出されてることから、世界農業遺産に向けて魅力を発信したいと思いました。
🔳紅花ってどんな花?
🔳紅花の魅力を発信するために
紅花関係者を始め、多くの方と関わったことにより、紅花を商品開発しようと決めました。
そこで、共同開発に協力していただいたのが、創業 寛政2年 山形県川西町の老舗和菓子屋「菓匠庵 錦屋」でした。試行錯誤を重ね、ようやく錦紅花商品として開発できたのが「紅花ゼリー」です。
商品開発するまで、たくさんの経験を得て完成することができ嬉しかったです。知識と時間を重ねた結果、声をかけてくださった方々から、更に私がこれまで取り組んでいる研究を発表する機会を得たり、多くの人と触れ合うことができました。
そのようなことから、今月、新たに紅花商品を開発し、販売することが決定しました!
🏫開発した紅花の商品がこちら!
錦屋さんとの共同開発により、紅花の商品を販売することが決定しました。詳細は以下の通りです。
「べにばな琥珀糖」
日本の伝統的菓子である琥珀糖(こはくとう)。外はシャリ、中はぷるんとした食感。紅花の花弁が中に入っていてとても美しいお菓子になりました。
※他店舗(かわにし森のマルシェ・米沢道の駅)での販売も予定しています。
ぜひ錦屋さんへお越しください!
🏫活動の学び
始めは、あまり紅花について詳しく知らなかった私ですが、たくさんの機会を得て紅花について触れれば触れるほど関心が高まりました。
錦屋の片倉さんをはじめ多くの人と繋がれました。そして、繋がってくださる上で高校生にも関わってくれる人柄の良さに触れることができました。
🏫今後の展望
「錦屋川西本店」での販売をします。米沢道の駅でも販売できるよう調整中です。店舗に立って、紅花の魅力を発信していく予定です。
🏫まとめ
紅花の探究学習を通して、活動の中で
というお言葉を多くの方から頂けて、やる気や自信が向上しました。これからも紅花の魅力を発信するために頑張っていきます!