「第1回 山人万博(β)」を終えて…
2024年6月9日、左草の「ふれあいゆう星館」でおこなわれた「第1回山人万博(β)」、当初の想定を上回るお客様にご来場いただき、盛況に終えることができました。関わってくださった方々、本当におつかれさまでした、ありがとうございました。
2日後の岩手日報の紙面や、翌週17日にはIBCの特集放送も組んでいただき、第一回としては十分以上の成果になったと思います。
紙面にもある通り、来場者数は約400人ほどでした。今後の貴重なベンチマークになるかと思いますが、駐車場の関係で、第1回にしてこれ以上の規模拡大が難しいことが判明しています。時間帯ごとに来場者数を分散させられれば、あるいは、とも思うのですが、どんなにコンテンツの配置を工夫したとて、そんなに都合よくお客様がバラけていらしていただけるわけもないでしょう。おそらく、ピークタイムの山が膨らむだけなのではないかと見ています。
そうした駐車場の課題も含む、当日の各持ち場における振り返り事項があるのですが、まだメンバー同士で反省会の機会を持てていません。
ただ、全体としてハッキリしているのは、「町に開く山人」というコンセプトは十分に表現できたであろうということです。
山人でこんな人たちが働いているんだ、ということを、来場者の方たちだけでなく、関わってくれた事業者さんや、従業員の親御さん方、そして町の学生たちにまで知ってもらえた。それによって、僕たちの会社に何かしらのポジティブな印象を抱いてもらえたら。その実感を手にすることができた時点で、今回の万博は成功といえるのです。おかげさまで、そうした生の声を各方面からいただくことができました。
食べ物、カフェ、アート、音楽、工芸、トーク。こんなにいろんなことが、ひとところに集められるイベントは、西和賀では他にありません。
取材の方々には「来年以降も継続したい」と言いましたが、本音としては、準備段階からのいろいろを思うと、当日の最後の片付けが終わった瞬間、もうやりたくないなと思いました。今回、大きなトラブルなくやり終えることができたのは、単にラッキーだったからで、次回もうまくいくとは限らないだろうと。
それでも、これは山人にとって必要なイベントで、これからの西和賀にとっても重要なイベントになるんだという手応えを感じてしまったので、やるしかありません。
だからさっそく来年のことを考えています。来年は秋かな。
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