「私たちの街、東北を元気に!」マネフォ×東北士業オンライン座談会vol.1
はじめまして。マネーフォワードビジネスカンパニー 事業推進本部 東北支社営業統括リーダーの山田です。
5月中頃に、東北地方に拠点がある会計事務所・社労士事務所のみなさまをお招きし、東北ゆかりの当社メンバーとオンライン座談会を開催しました。
東北士業オンラインコミュニティ座談会🎉
この座談会の目的は、東北の士業さま同士でニーズや悩みごとを共有し、士業のみなさまが今後どんな“action”を展開するかヒントを発見していただく機会にすることです。
これまで士業のみなさまとは、直接訪問やセミナーなどで交流してきました。しかし、それができないコロナ禍において、みなさまから「ほかの事務所はどのように業務を行っているのか知りたい!」というお声をいただくように。そこで士業さま同士でのコミュニケーションの場を設けました。
名付けて「東北士業オンラインコミュニティ座談会」。定期的に開催し、毎回議論のテーマを変えながら、会計事務所で働くみなさまの業務における課題・苦労、エリアにおけるお困りごとをお聞きします。
ご協力いただいたみなさま
今回はZoomをつなぎ、「コロナ禍における事務所と顧問先の“今”と“未来”」と題し、各事務所の実例をもとに交流しました。
【ご協力いただいたみなさま👏✨】
今回ご参加いただいた4事務所の先生・職員合わせて8名です。
■宮城県(※順不同)
アイアンドエス税理士法人さま
サクセスエール税理士法人さま
社会保険労務士法人めぐみ事務所さま
■福島県
ベストファーム税理士法人さま
マネーフォワードからは、東北支社営業統括リーダー山田(岩手県出身)、カスタマーサクセス高垣内(山形県出身)が参加しました。
①進行の流れ
本題では、各事務所の現状を発表し「スタッフの出勤はどうしているか」「テレワーク環境の構築はどう進めているか」などについて意見交換。
・コロナ禍での出勤にストレスを感じる職員もいる。それぞれ勤務の対応を変えている
・個人の力を最大限発揮できるよう、またいつでもどこでも働けるよう、クラウドサービスを含めリモート環境を構築している
といった声が挙がりました。他にも以下のような、東北の士業事務所のリアルな状況が浮かび上がってきました。
②ペーパーレス・書類の電子化について
注目トピックとして「ペーパーレスを進める上で電子化をどのように行っているか」についても各事務所のやり方をご紹介いただきました。
・これまでの資料は、必要な書類のみ電子化を進め、その他は廃棄
・書類を送っていただく顧問先には、電子化の運用指導を行う
・営業担当にスキャナーを配布し、適宜スキャンといった検討をしている
・顧問先に一台ずつ配布しスキャンしていく
・従業員にスキャンさせると業務負担になるため、スキャン専属パートスタッフを雇って社内効率化を図っている(!!)
③クラウドストレージの利用について
もう一つの注目トピックが「データ共有ツール」の話題です。
・GoogleドライブやBoxなど複数サービスを比較検討している段階
・ご高齢の顧問先もいらっしゃるため、一番迷いなく使いやすいといった理由でdropboxを使っている
一方で、一気に新たなツールへ切り替えるのは、職員さんの抵抗感を含め、なかなか進まない課題があるそう。これに関しては、引き続き解決策の検討が必要とのことでした。
他にもさまざまなツールが挙げられたので一例を紹介します。
参加者の方々の感想
ご参加いただいた先生方からは次のような感想をいただきました。
・多くの取り組みを社内で考えたりチャレンジするが、うまくいっていることも壁にぶち当たることもあり。それらを皆さんと共有して、私たちのチャレンジが東北全体を盛り上げる一助になればと思います。
・社内で話していると色々偏った意見になってしまうが、他の事務所の経験談を聞き非常に参考になりました。
・オンラインでやったとは思えないあっという間の時間でした、話題にも出たツールを以前導入していたが、改めて検討するいい気づきになりました。
・運用に関して同じことを考えている事務所もいらっしゃるとわかり良い気付きになりました。
・こういう取り組みで東北の士業がみんな元気になって、そこからお客さんも含め、東北全体を元気にできればと思います。
おわりに
「私たちの街を、東北を元気にしたい」
東北エリアに拠点をかまえる士業さま同士、現状を話し合い、さまざまな取り組みや改善策を共有。それがそれぞれの今後のactionにつながるという新たな発見の機会を提供し続けます。
士業の輪を結束することで、中小企業さまへのよりよい価値提供につなげ、東北全体が元気になるよう、今後も定期的に開催していきます。