荒ぶる海を見て
台風が接近している。
海が沸騰しているように見える。
波と言えば、青海波が思い浮かぶ。今からうんちく垂れたいのでも博識を披露したいのでもない。小5の時の家庭科の裁縫で、色んな縫い方を練習する用の教材の布地に青海波の模様があった。ただ線に沿って針を入れていくだけだけど、上手く縫えていたと思う。あれは児童たちが上手い下手というよりは、そんなキットを開発してくれた教材会社さんにいいねだ。そんな思い出。
海は荒ぶっているが西の空は何か晴れてきている。台風の時の天気は不思議な動きを見せる。そもそも地球のやることだから不思議もへったくれもないんだろうが、僕という狭い経験則の中では、無理矢理に説明したら不思議だと感じる、ただそれだけ。
荒ぶる海は沸騰しているように見える。
これはさっきも言った。
こんな日はコインランドリーが混んでるかと思ったがそうでもなかった。嵐の前の静けさだ。洗濯の乾燥は不要不急なのかもな。僕はたまたま帰宅前に立ち寄れるから持ってきただけ。わざわざ乾かしには来ないか。
今日明日は海水浴はお休みだ。明後日もかもしれない。台風の通過は今のところ科学技術で避けることはできない。静かに通り過ぎるのを待つとする。被害が拡大しないことを願う。