病気のトレンド
こう書くと、コロナを思い浮かべるかも知れません
確かに今の世界の数ある病気で話題の中心は新型コロナ。
しかし長い歴史の中で見た時に、
病気のトレンドがあります。
世界は「感染する病気」から「感染しない病気」に移行しています。
以下、Japan Health Policy NOW(JHPN)のサイトを一部参照・引用させて頂いています。
非感染性疾患(NCDs: Non-Communicable Diseases)
ウイルスや細菌などに起因する病気(感染性疾患)に対して、
NCDsは主に生活習慣に起因する慢性の病気です。
日本では
メタボ健診で知られる糖尿病や高血圧症・脂質異常症・などの生活習慣病、がんやメンタルヘルスに関わる疾患など、
身の周りで多く見聞きするかと思います。
途上国などで感染性疾患が蔓延する地域はありますが、
世界的には「4,100万人がNCDsに起因して死亡し、その数は全死因の約71%」(2016年WHO)との事。
経済的にも影響があり、医療費増大だけでなく、
働く人がパフォーマンスを発揮できなかったり休んだりすることで、
生産性が低下する側面も。
医療従事者である理学療法士は
そんなNCDsに対して、
運動という手段で治療的関わり・予防的関わりをしています。
コロナに感染し治療中の方や
コロナ後遺症の方はもちろんのこと、
NCDsという慢性疾患の治療・予防に励む方、
それらに携わる保健・医療・福祉・行政職、
皆で今の状況を乗り越えていけたらと思います。
今日も終わり方ムズい
最後まで読んで頂きありがとうございました。