健診がそわそわ
そわそわして職場の定期健診を終えた。健診の時は毎回だ。そわそわする。結果が心配なのではない。そわそわするのは、きっと気恥ずかしいからだと思う。「自分のからだの内側が丸裸にされる」、そこまではいかなくともそれに近い。採血したり尿検査したり、普段見せない自分の一部を見られるから、なんか知らんけどそわそわするのかなと思う。
待ち合いで採血の順番を待っている時、他の同僚たちの様子が目に入る。堂々とした人もいるけど、よそ行き感は拭えず、ちょっと虚勢張ってる。彼らは(何を恥ずかしがることがあるんですか?ただの健診でしょ。何が恥ずかしいんですか?)とでも言いたげだ。そんなことを言いたげな時点で、僕に言わせればそわそわしていることは確定なのだ。
涼しい顔をしている人だって健診の時は内心そわそわするのだ。
しかしあれはどうにかならないのか?採血・採尿の済んだスピッツ(試験管みたいな細長い容器)を、長机の上のスタンドに入れていくシステム。血はいいとして、おしっこが人前に陳列されるのはイヤだな。そわそわの原因はこれだ。