闘え!students
長女が闘っている。
新しい環境に身を置きちょうどひと月。
親目線で悪くない環境だし、長女の苦しみ方も親目線で悪くない苦しみ方だ。
長女の個別性を枠にはめたくないけど、端的に言って五月病だ。
物事の一般化は個別性に蓋をするリスクはある。しかし、ことメンタルサポートする上では一般化も役に立つ。「君だけじゃないよ」のメッセージになる。これはあるあるだよと。多くの人がこの時期にぶつかる壁だから、自分だけ上手くいかないなどと劣等感を煽る必要はない。そのうち薄れていく、それが五月病。
人の個別性に幅があるように、五月病も程度の問題だ。百ゼロではない。6月になった瞬間消えるものではない。意図的であれ非意図的であれいつもご機嫌でいられる性質の人がいれば、常に心配事があって気分を晴らすことが苦手な人もいるのだ。
心と体に何か不調を抱えながらでも生きていける、そう考えるのが多様性だと思う。手前味噌だけどリハビリテーションの考え方だ。
さもありなんと解釈できる人は強いし、子を見守る立場としてはそうなれるようにサポートする。
それでも時間はかかる作業だ。
長女を信じてるけど、万が一がないようにだけ注意を払う。
タイトルはケツメイシになぞらえたけど、
無理して闘うことはないで。