見出し画像

メモしない人はどうやって覚えてるのか?

僕はすぐ忘れがち。

メモしたくてもメモできない状況が多いから困るのだけど、メモしない人はどうして覚えていられるのだろう?

メモしないタイプのヒトが何人かいる。

「○○をお願いしてよろしいですか?」

―分かったよ、早めにやっとくわ。


頼まれ事をしたそのヒトは、特にメモ書きの類いを持ち歩かない。普段の持ち物が少なめで、ごちゃついていない。特に慌てる様子がない。

空き時間があったからのか、そうでなくとも隙間スキマでささっとやってしまうのか、数10分後には依頼した事が片付けられている。

持ち物がスマートなら頭の中もスマートに整理されているのか。よくよく見ていると、行動もスマートだ。余分な所作がなく、ゆったりとしていて素早い。いや、セコセコした素早さではなく、事実ゆっくりなのだけど、言うなれば、点Aから点Bへの最短距離を取った動きを基本としているから、結果、ゆっくりだけど速い。

僕自身は、新しい課題、タスク、為すべき事、to doが降って沸いた時、もう処理しきれない。

しかしメモしないタイプのヒトはタスクを受けた時、

「うん、ええよ」

なんとレスポンスもスマートだ。
それで他の用事もあるにも関わらず、メモに依存することなく数10分後には片付け終わっている。

脳のCPU自体の性能も良いのだろうけど、それもさることながら、他の何かを意図的に抑えている、そんな感じがする。

ヤツの肉体が、いや、細胞が瞬間的に反応した
そんな感じだった。

分かる人は分かってほしい。
『SLAM DUNK』陵南戦での花道のプレイを分析する翔陽 藤真のせりふだ。


以上。