いい袋の行方
贈り物そのものではなく、物の貸し借りや受け渡しの外身としていい袋をもらうことがある。あくまで中身のついでで添えられてくるものだから、だいぶラッキーだ。スーパーの袋ならすぐに使えるが、いい袋はそうは問屋が卸さない。
ブランドの紙袋やデパートの袋、Amazonで贈り物設定にした時についてくるフェルト生地みたいな丈夫な袋
いずれもいい袋であり「何かの時に」と思って取っておくが、枚数が貯まってくる。かさんでくる。
いい袋が貯まっていってるそのプロセスこそが、自己の所有欲を満たしてくれる。自分の買い物でゲットした袋じゃないけど、その気になればいつでもそのいい袋を使えるという状況。選り取りみどりの状況
ーーーそのシチュエーションに満足する。
貯まってきたいい袋は、新たな主が貧乏性を発揮し断捨離に二の足を踏むせいで行き場を失う。最終的には年度末のお片付けでごみ袋へ転身。
夢をありがとう。楽しかったよ。