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牛乳の力

乳酸菌"様"飲料をたしなんでいる。甘さのある飲料に牛乳を混ぜたら、ヨーグルト成分が生成されとろみが出る。辛めのインド料理屋さんでよく提供されるラッシーは、カルピスと牛乳と少量のレモン果汁から成る。本場のラッシーの内訳は知らない。違うかも知れないけど、カルピス® のパッケージにはそういったラッシーの作り方が載っているから、少なくとも最近のラッシーはそれで合ってるのだ。

炭酸の有無に依らず甘みのある飲料に混ぜる牛乳は、多くの飲み物を同一の着地点に収束させる。違う味の甘い飲料が、牛乳の混合によってほぼ近しい乳飲料になる。他県在住のいとこが同じ屋根の下のきょうだいになる。図で説明すると、漏斗のような仕組みになる。Microsoft PowerPointのSmartArtで表現するとこうだ。

パワポの漏斗図

何が言いたいかというと、別々のものが構造的な仕組みにより収束する。

何度でも繰り返すが、牛乳を混ぜて乳酸菌"様"飲料(乳飲料)になったら、
全く違うかったものが、全く同じではないにせよほぼ同じになる。

牛乳がそうさせる。


関数のブラックボックス
牛乳はさしづめブラックボックスといったところだ。

牛乳というブラックボックスに甘い飲料を入れると、ある法則のもとに、ほぼヨーグルト様の、味に間違いのない飲料に変換される。

僕は今、バーモント黒酢に牛乳を混ぜている。