おとんはもう負ける
長女と言い合い。
「猪名川からいつ帰るん?」
―3、4、5やで。
「だからいつ帰ってくるん?って」
―だから3、4、5やって
「何日に帰ってくるかって聞いてんの」
―分かるやろ3、4、5やって
「帰ってくる日を聞いてんのになんで質問に答えへんのちゃんと質問に答えてよ」
―5日って分かるやろが
「分からへんよちゃんと5日って言わへんと」
―5日って分かってるんやんけ何言うとんねん
「今5日って聞いたから5日って言うたんやんか、3、4、5、3、4、5しか言わんとちゃんと聞いてることにずっと答えへんのおかしいやろ」
―…うるさいなぁあほか…
…そんなやり取り。
どうすか?これ
僕も自分で自分を頑なやなぁて思いますが、腹立って来るんでしょうね。分かれよと。いや分かるやろて思うんすよ。そんで余計、「5日やで」って普通に言うたらええのに、「3、4、5」しか言いたくなくなる。
頑ななのはおとんの方。
ごねて、本質でない、ただ間違いに目を向けないのはおとんの方。
僕は老害の入り口に立ってるのかも知れない。
しかし
改めて文字で読んでみてやけど、長女もかなりのもんでしょ、頑なさは。
いやー血は争えねえ。