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生きるって何かをついつい考えちゃう。
戦時中に比べると、今の日本って暮らし良いと思うんだドグ。(*´Д`)
何より、人々が情報にアクセスできるツールを持っているっていうのがすごいと思うんだドグ。昔はまず、字が読める人が少なかったし、本を手に入れられる人が少なかったじゃないドグか。
うちのバッチャは90歳だけど、その頃の青森県では小学校しか出ていないのが普通だったそうドグ。子供の頃から農業を手伝わなきゃいけなかったし、ほんの一握りの人しか本を読めなかったんだドグよね。
ほんの80年前とかがそんな時代。
服は持ってて2~3着だったそう。私の民俗学の先生、故・田中忠三郎さんの著書『物には心がある。』(アミューズ エデュメント)を読んでいると、80年前の子どもは着物も一着か二着しか持っていないし、現代人の履くパンツも履いてないし、女性は腰巻きだったし、始めて商店で「パンツ」が売られているのを見た田中先生は、
「パンツ買ってけさまい!」(パンツを買ってください)とお母さんに言ったところ、「パンツ履けばカモ(おちんちん)腐る!」と言われて買ってもらえなかったそうだ。
今だと、きっと日本人ならパンツは、3枚以上は持っているだろう。ドグ子は、お笑い芸人を目指していた当初、月のバイト代が4万7千円で、家賃は友達とシェアしていたアパートが一人3万円だった。月1万7千円でよく、しばらくの間生き抜いたなあと思う。
肉も野菜も食べられず、米も買えなくなって慌ててカラオケパブに駆け込み、「助けてください~!!」という意気込みで雇ってもらったけど、それまでの間、ものすごいプアだった。お腹が減って死ぬかと思った。
だから今、ものすごくしあわせだと思う。
多分、普通に働いたら月に10万円は稼げるだろうから。飢えて死ぬことはないのだろうし、何より、普通の人が表現をして、発表できる時代になった。
表現できなくて辛いという人は、頭の中にエネルギーが渦巻いているんだドグ。そのエネルギーの出口を失うと苦しくなる。でも今、出口は開放されている。
とにかくエネルギーを溜め込まずに出していい時代が来たんだドグ。
私は今、本当に
しあわせだと思うドグ。
ドグドグ。
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