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今、縄文をどう思っているか。
母校の生徒さんに取材したいと言われて、嬉しくて弘前市立南高校に行ってきましたドグ!(●´ω`●)
縄文のお話をということだったので、
今まで縄文でやってきたことを漫画にしたのが、こちら!
2017年、本当に文壇バー土偶というものを新橋のATOMタワーにてやらせていただきました!!
縄文イベントをやってた頃の私。
2012年 ストーンサークルフェスティバル(小牧野遺跡 青森県)
そんなわけで。(どんなわけだ)
縄文遺跡の何がいいかというと、一言で言えば「氣」がいいんだドグよね。
空いてる土地に住み放題だった縄文時代に、縄文人がその鋭い感性で「心地よい」と感じて住んだ場所というのは、非常に気持ちのいい場所なんだドグ。(●´ω`●)
縄文土器も土偶も、土から出来ていて。
この時代の物はすべてが自然にあるものから作ったものだったんだドグね。
物にも魂があるという思想はアニミズムというのだけど、縄文時代は完全なるアニミズムの世界だったんじゃないかなあ。
土器の包含層は、その場所を土器を捨てる場所ではなく、土器を「送る場所」としてあったのだと、作家の田口ランディさんと語り合ったことがありますドグ。(●´ω`●)
私たちの体はどんどん土から遠ざかって、スマホやパソコンにしか触れない世の中になっている。
体が浮いてるような感じ。
脳に重きが置かれ、足や腰、体がないがしろにされてる感じがするんだドグね。
そこで、ドグ子は「身体を取り戻す」ということをスローガンに、2009年の頃から舞踏家・雪 雄子さんと一緒に『身体に還る日』というワークショップをやってきたんだドグ〜。(●´ω`●)
縄文の何がすごいかって、現代の真逆にあるってことなんだドグ。
現代人、あまり川で泳いだりしないわけじゃないドグか。ドグ子だって川ではもう35年前に泳いだっきりドグよ。(*´Д`)
身体ですべてを感じられた時代。
祈りを土器や土偶という形に
込められた時代。
命や死を身近に感じて生きた時代。
それって、現代から見たら相当、新しいんだドグ。(●´ω`●)
※猪風来さんの美術作品。新しさしかない。
野性を、身体を取り戻すために
ドグ子は縄文が必要だと思っているわけで。
だから、きれいに展示された縄文土器を博物館で観るのもいいけど、
本当は山の中の縄文遺跡に来て、
そのままの空気を感じて欲しいと思っているんだドグ〜。(●´ω`●)
(小牧野ストーンサークル 青森県)
野性について熱く語ってから「でも野性って記事にしにくいから、ここ載せなくていいドグよ☆」って女子高生に言っちゃうドグ子。
それでも、ドグ子が本当に言いたいのは
奪われた身体と野性を取り戻すことなんだドグ。
何もかもを全身で
感じちゃえばいいじゃない?
この世界を全身で味わうために。
ドグドグ〜!
※記事中の遮光器土偶は秋田県出土の、個人所蔵の土偶です。(●´ω`●)
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