ワンちゃんも飼い主も大絶賛!! 犬のおやつ「山田のうなぎボーン」が愛犬へのギフトに最適な理由
こんにちは。山田水産公式noteライターの池田園子です。
はじめに、ワンちゃんたちの、見ているだけでキュンとする“もぐもぐタイム”ショットをどうぞ!
全員、おやつに夢中! 美味しそうなのが伝わります。
こちらのワンちゃんたちが食べているのは、山田水産で1月26日より発売開始したワンちゃんのおやつ「山田のうなぎボーン」です。商品名の通り、鰻の骨を使って作っています。
ちなみに、山田水産は日本で初めて鰻の無薬養鰻を実現した会社で、すこやかに育てた“オーガニック鰻”は山田水産を代表する商品のひとつです。その鰻事業の中心にいる「鰻のプロフェッショナル」といえるおふたりが山田のうなぎボーンの開発担当者でもあります。
加藤さん、増田さん、山田のうなぎボーンについて詳しく聞かせてください!
プロフィール
「人も食べられる前提」で美味しく作り上げたワンちゃんのおやつ
冒頭の写真の通り、山田のうなぎボーンは鰻の骨、そのまんま! 鰻の骨を加工した食品は「うなぎボーン」「鰻の骨せんべい」などの名称で、お酒のつまみやおやつとしても多く売られています。
山田のうなぎボーンも、人が食べられそうな見た目ですが……?
「私も2cmくらい食べました。ただ、山田のうなぎボーンはワンちゃん向けなので、味つけを一切していません。人がお酒のつまみやおやつとして食べるなら、塩をまぶすと美味しくなるかなと思います」(加藤)
今回、山田のうなぎボーンを製造した株式会社カラーズ(兵庫県神戸市)は、「犬と暮らす喜び、健康、笑顔」をテーマに多様なビジネスを展開する会社。
ワンちゃん向けの食品を製造する事業も行っており、「人が食べられない食品を作らない→人も食べられる食品を作ること」を重要視しています。
たとえば、カラーズの製造事業部で北海道の鹿をワンちゃん用ジャーキーの原料にする場合、「狩猟後すぐに血抜きを行い2時間以内に解体した鹿」だけを使うのだそう。人間用のジャーキーでも、原料への意識をそこまで高く持って作られたものは限られているのではないでしょうか。
山田のうなぎボーンがワンちゃんにとって美味しい&ヘルシーな4つの理由
「人も食べられる前提」で作られた、山田のうなぎボーン。続いては、山田のうなぎボーンがワンちゃんにとって美味しく、身体にもやさしい理由を一つひとつ紐解いていきます。
無薬養鰻の鰻骨使用で、残留薬物も抗生物質もゼロ
「鰻養殖では一般的に病気や予防を目的に数種の薬品が使われますが、山田水産は無薬養鰻を実現しています。山田のうなぎボーンに使う鰻の骨は無薬養鰻の鰻ですので投薬は一切されていません。骨には薬や抗生物質が残留しやすいのですが、無薬養鰻なので身体に悪いものが入っておらず、ワンちゃんに安心して食べていただけます」(増田)
調味料・添加物不使用で、素材本来の味を楽しめる
「ワンちゃんに塩辛いものを与えると塩分過多になりやすく、健康に悪影響を与えることになります。そのため、山田のうなぎボーンでは調味料を使っていません。添加物も不使用で、原材料表記は『ウナギ骨』のみとシンプルです。カラーズの製造事業部さんが『素材本来の味を美味しくいただける仕上がり』を大事にされているので、ワンちゃんの身体にやさしいおやつになっています」(増田)
脂を抜いて焼き上げ、脂っこさを感じさせない
「鰻の骨は脂の量が多めです。そのままの状態で揚げると、より脂っこい印象になってしまいますし、重たく感じられると思います。そこで、脂っこさを極力なくすため、製造時に『鰻の骨をボイルして脂を抜く』工程を加えました。その骨を専用機でしっかりと焼成・乾燥させることで、油も使うことなく、あっさりした仕上がりになっているはずです」(増田)
人間も食べられる仕上がりに
「製造現場では人間の五感(目・耳・鼻・舌・皮膚)を用いて、見る・聞く・味わう・嗅ぐ・触れることで、製品の品質を検査する『官能検査』を行います。山田のうなぎボーンも人が試食して官能検査を繰り返しました。調味料不使用のため無味ではありますが、人も食べられる商品作りを目指し、しっかりした検査を行っています」(増田)
山田のうなぎボーン開発秘話
人も食べられて、ワンちゃんにも美味しく、健康的な食品を……との想いで作られた山田のうなぎボーン。その開発ストーリーは2018年まで遡ります。
「鰻の骨販売」は2018年から始まっていた
山田水産とカラーズとのコラボレーションがスタートしたのは2022年ですが、山田水産では2018年からペットフード製造を手掛ける会社に「鰻の骨」を原料として販売していました。
同社が無薬養鰻の鰻の骨から作った製品(うなぎボーン)を山田水産が仕入れ、志布志工場併設の商業施設「うなぎの駅」で販売していました。
「売店に並べていたところ、年間300個くらい売れていました。地方でのイベント出店時もうなぎボーンは大人気で、即完売していたくらいです。ただ、先方の都合により取引は2021年で終わりました。山田水産としてはペットフード分野を伸ばしていきたいなと思っていたところ、幸運にもカラーズさんとつながることができたんです」(加藤)
2022年4月、加藤さん・増田さんとで福岡にあるカラーズの工場へ見学に行き、山田水産の取り組みや鰻の骨の話をしたところ、協業することがとんとん拍子で決まったといいます。
飼料や餌になっていた鰻の骨のさらなる有効活用を目指して
鰻の蒲焼になるのは鰻の身ですが、鰻は骨=骨せんべい、肝=肝串の蒲焼き、頭=飼料といろいろな部位が活用されるため、捨てる部位がほとんどありません。
とはいえ、鰻の骨は年間約70tも出て、すべてを商品化できるわけではないため、飼料会社に引きとってもらう骨が大半でした。
「飼料会社で加工された鰻の骨やその他の部位は、畑に撒く肥料か家畜の餌かに分かれます。確かに有効活用されるとはいえ、鰻の骨を加工食品の原料として使い、ワンちゃんにとって美味しく身体にいい商品として展開できれば、SDGsの観点においてもより素晴らしい取り組みになるのではないかと考えました」(加藤)
ちなみに、東京・飯田橋の店舗「山田の鰻」で提供される人気メニューのひとつで、先日は山田水産オンラインショップでも発売開始となった「山田のうな骨らーめん」も、鰻の骨を活用して作った商品です。
オーガニック鰻の骨から煮出したうなぎエキスをふんだんに使用し濃厚な旨味を楽しめる、まさに新感覚のラーメンです。さっぱり感があり、こってりしたラーメンが苦手な方でも美味しく召し上がれるのが特徴。合わせてチェックしてみてください!
山田のうなぎボーンはココで買えます!
さて、ここまで詳しくご紹介してきた山田のうなぎボーンはどこで手に入るの? と気になっている方も多いと思います。
山田のうなぎボーンは現在(記事公開時点)、店舗では志布志工場併設の商業施設「うなぎの駅」で1月26日より発売中です。
「将来的にはスーパーのペット用品売り場だけでなく、様々な売り場に並べられたらいいなと考えています。ワンちゃんを家族の一員として、家族の健康を考えるのと同じようにワンちゃんの健康を大事にして、食事選びをする方も増えています。無薬養鰻で育てた鰻の骨に価値を感じて、より良い食べ物をワンちゃんに……と考える方の目に留まりやすい売り場に進出して、マーケットをさらに拡大していけたらと思っています」(加藤)
山田のうなぎボーンを手に入れて、ワンちゃんに食べてもらった方は、このnoteのコメントやSNSで感想を教えていただけたらうれしいです!
もうすぐバレンタインデー! ワンちゃんへのギフトにもおすすめ
さて、もうすぐバレンタインデーということで、愛犬にはもちろん、お友達のワンちゃんや犬友さんへの贈り物選びを始めている方もいるのでは? 山田のうなぎボーンを愛犬のギフト候補にするのもいいかもしれません。
気になる方はこちらからチェックを!
山田水産公式オンラインショップ 山田のうなぎボーン購入ページ
取材・構成/池田園子