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高校一日体験入学


静岡県では、夏休みに一日体験入学・オープンスクールを行う高校が多いです。

中学3年生はほぼ強制的に行くことになると思うので、簡単にチェックポイントを紹介します。

①通学時間

超重要です。

基本的に熱海の子は電車で通学することになります。

まず家から駅まで行かないと行けません。

バスを使う子が多いと思いますが、バスの本数も年々減っており、行きはともかく、帰りの待ち時間が長くなるかもしれません。

熱海駅を基準に考えると、函南まで6分、三島まで12分、沼津まで17分です。

そこから徒歩で行ける高校はわずか。

そこから電車やバスに乗り換えるのが一般的で、体力のある人は自転車を駅に置いておいて自転車通学します。

当然往復で考えないといけません。

そして3年間通うこと考えましょう。

小学校中学校と違って、すぐに保護者が送迎するのは難しいです。

②進路

高校卒業時の進路をイメージ出来ているとベスト。

ですが。

中学3年生のこの時期にそこまでイメージ出来ている子は多くありません。

大学、短大、専門、就職。

「国公立大学○○人合格!」

と書いてあっても、大学名を個別に見て評価する必要があります。

静岡大学と琉球大学では環境がまるで違います。

私立大学はめちゃくちゃたくさんありますし、大学の進学実績は可能なら塾の先生と一緒に見ましょう。

就職希望であれば、進学支援ばかりの高校に入ると困ってしまいます。

これを機に進路については考えてください。

③カリキュラム

これも中学生には難しいです。

分かりやすいのは授業の数。

1日6時間の高校、7時間の高校、半々の高校。

私立だと土曜日も授業があったりなかったり。

実際の日課表・時間割を見るとイメージしやすいです。

文系に進んでも数学や理科の授業はあるし、理系に進んでも社会の勉強はあります。

単位制であれば、特殊な授業にどんなものがあるか。

どんな感じで授業を組めば卒業できるのか。

1年生の時間割だけでなく、2年生・3年生のものも確認しましょう。

④学食

保護者が毎日お弁当を作るのは大変です。

僕自身は現在共働きで、2歳の天使を育てています。

僕は買い物も料理も割と出来る方で、普段寝ずに朝まで起きていますが、週5でお弁当作るのは大変だな~と思います。

あった方が絶対いいですが、規模が小さい高校ほどない可能性があります。

私立は隠れ教育費も多いですが、食費とその労力、交通費と通学時間、などトータルで考えることも大事です。

⑤部活

まず、中学の部活のことはいったん忘れましょう。

新しい気持ちで色々な部活を見てみましょう。

中学校にはない部活がたくさんあります。

中学時代の部活と同じことを続けても良いですし、部活に入らないのもありです。

掛け持ちもOKな高校もあるので柔軟に考えましょう。

その上で、闇部活は避けましょう。

部活動にはガイドラインがあり、活動時間の制限があります。

当然、朝練・自主練・夜練など全ての時間が含まれます。

勝利至上主義が根強く残っている学校・部活は危険です。

これは中学校でも違反している部活がありそうです。

心身の健康を守るためのガイドラインなので、絶対関わらないようにしましょう。

死者が出ないとなかなか変わらないけど、その死者あなたやあなたの家族でも大丈夫?

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