見出し画像

先取り学習

小学校高学年になると、先取り学習が活発になってきます。

最も多いのは英語でしょうか?

現在は小学校から英語を学びます。

3・4年生は「外国語活動」、5・6年生は「教科」として扱われています。

3・4年生の外国語活動は、週1回の授業で、「話すこと」「聞くこと」を体験して、英語に慣れ親しむことを目的としています。

5・6年生の教科は、週2回の授業で、「話すこと」「聞くこと」に加え、「読むこと」「書くこと」が目的に追加されています。

いわゆる4技能と呼ばれるものです。

基礎的な文法の理解と、簡単な単語を覚えることも必要です。

「教科化」されたことによって、以前とは異なることがあります。

1つは、教科書があり、教科書をベースに学習すること。

もう1つは、テストなども含めて客観的な評価がされること。

つまり、成績がつくということです。

学習のスタートが早まったので、全体的にいえば、子どもの英語力は上がっていると感じます。

中学生では、中1で過去形、中2で現在完了、中3で仮定法を習うので、明らかに教科書の内容が難しくなっていますが、しっかりと理解できる子も多いです。

一方で、二極化しているとよく聞きますが、割合的には微妙なところです。

つまり、以前のように中学生から学習を始めた場合に、現在下位層にいる子たちの中でがやる気を失っていない子がどれだけいるのかということです。

英語に関しては、英語そのものというよりは日本語力がないと学ぶのは難しいです。

日本語力があと2年分上積みされていれば、もしかしたら英語が苦手じゃなかったかもしれません。

しかし、現在英語が得意になっている子たちの伸び方と天秤にかけると、上位層の伸びを取るのは自然な流れです。

小学生で英検3級に合格する子も少なくありません。

結局のところ、個別の発達に合わせた学習が大事だと思います。

得意な子はどんどん伸ばせば良いし、今よく分からない子も問題ありません。

英語は、中学生になっても、高校生になっても、大人になっても学べます。

ただ、学校のテストが出来ないだけです。


他の科目ではどうでしょうか?

個人的には、他の科目こそどんどん伸ばしていくべきだと思います。

算数・数学に興味を持てば、どんどん先取りすれば良いし、歴史や科学も同じです。

僕が子どもの頃には、ほぼ不可能でした。

僕は数学が好きだったので、中学3年生の時に数検準2級の勉強をしていました。

正弦定理や余弦定理は最初意味不明でしたし、僕の記憶が正しければ、平方根の単元で分母の有理化に困りました。

当時まだ習っていなかったのか、ゆとり世代だからそもそも教わらないのか覚えていませんが。

ところが、現代は違います。

Youtubeという最強のツールがあります。

中でも素晴らしいのがショート動画。

次々におすすめ動画が流れてくるので、信じられないスピードで興味を持つかもしれない情報を大量に浴びます。

気になれば検索すれば、長尺の解説動画もありますし、閲覧履歴も残っているので超便利です。

スマホネイティブに生まれて、もう一度人生やり直したいです。


「ネットは怖いから子どもに使わせない」は半分正解で半分不正解です。

安全と知的好奇心は両立できるはずです。

学ぶ楽しさ、知る楽しさを小さいうちに感じることはとても大切だと思います。

ガンガン先取りしていきましょう。

他の科目とのバランスは僕が調整します。


静岡県熱海市にある学習塾。
小学生、中学生、高校生が対象です。
自立型・自習型とよばれる授業形態で、勉強そのものを教えることよりも、勉強のやり方、テスト勉強のスケジュール、学習の管理に重きを置いています。
自習ベースで学習してもらいますので、マンツーマンや個別指導の学習塾よりも、かなり安い授業料になっております。
主要5科目をバランス良く勉強することを推奨しています。
算数(数学)・国語・理科・社会・英語の勉強をサポートいたします。
宿題や小テストを行い、家庭での学習習慣を身に着けて、学力の向上を目指します。
生徒同士の学び合いも推奨しており、友人同士での入会も大歓迎です。
定期テスト、学力調査、中学入試、高校入試、勉強に関することならお任せください。
少しでも興味がございましたら、プロフィールから公式LINEやInstagramに飛んでいただき、お気兼ねなくご連絡ください。
ご希望に合わせて無料体験授業をご案内いたします。
ご連絡お待ちしております。

いいなと思ったら応援しよう!