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熱海こがしまつり
明日7月15日、明後日7月16日は、熱海はお祭りがあります。
だいたいどこの地域でも神社ベースでお祭りがあって、熱海でもそうなのですが、熱海のお祭りと言ったら、こがし祭りです。
僕は参加しませんが、子どもたちが心置きなく参加できるように、明日明後日はお休みにします。
小学生には宿題も出していませんし、中学生の宿題も軽めのものにしています。
僕自身も20代前半の前半までは参加していましたが、直近10年は参加していません。
子どもたちにとっては非日常を楽しむお祭りなので、勉強と直結する僕の存在は排除してあげたいなと思っています。
開業当初は近所の子たちにたくさん来ていただいていたので、特にその思いは強かったです。
そこからコロナがあり、少子化も進み、現在では僕の住む町内はお祭りに参加していません。
楽しい半面、お祭りを存続するのは難しいです。
日本全国で大小問わず色々なお祭り、イベントがなくなっています。
少子高齢化かつ人口減で、参加する人が減っていて、継続が困難になっています。
恐らくいくつかの町内が不参加になり、その町内に属していてどうしてもお祭りに参加したい人は、別の町内に何らかの手引があって参加していると思います。
あとは見切りの問題で、町内の数がいくつまで減ったら廃止にするか、といったところ。
商業化するというのも理屈ではありです。
つまり、縁もゆかりもない人からお金をとって山車に乗せて動かす。
それこそクラウドファンディングとの相性は抜群です。
ただ、それを許容する土壌があるのかは疑問です。
田舎、特に地元に根付いたお祭りでは、よそ者に厳しい傾向があります。
「地域の絆」は悪く言えば「強固なヒエラルキー」と言えます。
気分を良くしている人がいる一方で、気分を悪くしている人がいて、1度でも気分を悪くすれば参加する意欲は激減するはずです。
寿命を長くするには、「皆で楽しく派」と「とにかく自分が楽しく派」の棲み分けが必要かなと思います。
今参加している子どもたちが、数年後、数十年後に、中心的な役割を担う時に、多角的に物事を見られるようになってほしいと思っています。
今は何も考えず楽しんでください。