hal(株)とryujin(僕)が誕生日を迎えました🎉創業1年で更新された「思想」「ドメイン」他いくつかの備忘録
おはこんばんにちは!hal(株)の山田(https://twitter.com/ryujin_edu)です
本日4/1を持って、代表を務めるhal(株)が1周年となりました。去る3/14にはryujin(僕)の26周年でした。
1つの節目として、この1年の気づきを書き残しておこうと思っています。
忙しい方のためのサマリー
創業1年時点での、halの意図
まずは、hal(株)の意図(why)について。創業からちょうど365日経過した時点で浮かび上がっているものとなります。
え?「(株)」がしつこいって?
後株なのを浸透させたいんや…!
💘パーパス・思想からミッション・意図へ
もともとhalは「heal conflicts」「誰もが真の安心から生きられる世界へ」というパーパスから始まりました。遍く人々が充足から生きられたらという願いを持ち、そのためにはheal(癒し)が肝要であり、wholeness(全体性)への希求があるのではないか、と。
ただパーパスとは会社にとって本質的であるものの、いや本質的であるが故に、何をするか、あるいはしないかを探る中でいくつかエラー(手戻り・遠回り)があったように振り返っています。
エラーの解決策としては、Why(パーパス・思想)と市場の対話を図った際に弁証法的に浮かび上がる何をするべきか、つまりwhat(ミッション・意図)を定義する、という方法を取りました。
そのミッション・意図を「心理援助の民主化」であると位置付けています。
👍心理援助とは?[概要版](ミッションについて)
💗コーチング・カウンセリングことはじめ
365日前に書いた創業時のプレスリリースでは、「コーチングサービスをはじめとしたダイアログファーム」と書いています。
創業前の個人開業の文脈も踏まえ、1期目は「対話」を基軸とした事業運営をしてきました。そんな中で、例えばこんなご質問をいただきます。
正確な説明の必要性はさることながら、質問者の意図を最大限汲み取るよう努め、以下の記事をシェアし読み合わせるなどしていました。
そしてhalのミッションとはコーチング・カウセリングマインドによる会話が当たり前になることだと考えてきたのです。「対話を、インフラに」という言葉を採択していました。
💭心理援助まで踏み込んで解釈する
しかし実務と探求の中で感じます。コーチングやカウンセリングといった援助について、一段深い思考と一層広い配慮が求められる時代が来ていると。「heal conflicts」「誰もが真の安心から生きられる世界」を念頭にコーチングやカウンセリングを考えると、以下のような周辺領域を含めたカオスマップが浮かび上がります。(ざっくりですが)
「臨床心理学はどこや!?」と思われるかもしれません。表現力が追いつかずでして、以下で分けて添付しています。プロセスコンサルテーションとかうまく入れられなかったやつもある🤦
この2つの図を重ねたところに、山田が認識している心理援助の輪郭みたいなものがあると考えています。つまり、カウンセリングや心理療法、臨床心理学、コーチングの総体のように心理援助を捉えています。
🗣民主化とは?(ミッションについて#2)
次に、「民主化する」とはどういうことなのかについてです。
民主化の一般的な定義ではなく、「心理援助の民主化」という文脈における意味を書いていきます。
💪そもそも援助って?
援助とは「自然治癒力や自己実現傾向を補助すること」だと考えています。自然治癒力とは、いのちが環境と「折り合いをつける」能力。自己実現傾向とは、種が芽となり花が咲くような「何者かになろうとする」傾向ですね。
🧘♀️治療ではなく予防。予防の先にあるウェルネス
心理援助の大別については前述です。それらの限界は治療であること、つまり困って始めて頼るものであることです。予防的な観点はもちろん、心理的なリスク(メンタルヘルス)対策を超えた「より善い生」(ウェルネス)も重要だと考えています。
☔️自助と互助のエンパワー
地域医療学などで「自助」「互助」「共助」「公助」と言われますが、治療とは「共助」か「公助」ではないでしょうか。(ex.健康保険適応の精神療法)
ビジネネスセクターに存在するhalにとっては、事業活動を通して、
・「自助」として「心理援助」が可能な意識と能力の開発、行動変容
・「互助」として「心理援助」可能な文化と仕組みの開発、探究
を行なっていくことが、「心理援助の民主化」の大通りであると考えています。
ここをもう少し掘り下げたいのですが、冗長になりそうなので今後の記事に譲ることにします。すでに冗長だって!?まだ4合目なのに?
なぜあなたがやるの?
次に、「心理援助の民主化」であるとして、なぜ山田がやるのか?というお話になります。きっともう365日経った2年記念日には、こんな個人的なことは話さなくなっているのでしょうね。whatの次はhowが聴きたいんだという方はこの項目は飛ばしてください。
💞心身不二の生育歴
早産(早生まれのことじゃないよ!早生まれやけど!)だった山田は、睾丸や尿道に歪みを携えて2,000g程度でこの世に爆誕しました。0歳児の時に何度も手術代に上がったそうですし、身体的後遺症と小児喘息を残します。なんなら胎児期から染色体異常の可能性があったとか(胎児から生きづらい)。身体が弱く、比例して神経質で心身の問題と分けては語れない生育歴でした。
🤮共助・公助への不信感
21歳のころですね、何だか全部がダメになっている感じがして心療内科に行きました。当時流行り始めていた発達障害やうつ病あたりの情報発信に心当たりがあって、診断してもらおうとしたのです。その日は、予約して時間通りに診察に行けるくらいにはポジティブだったので、お医者さんは問診表を見ながら「この調子だったらなんともないと思うけど」と言い放ちました。
学校教育への不適合によってもともと権威的なものや公的なものに懐疑的だった背景もあいまって、共助・公助は青年山田の敵となってしまいました。
😌自助と互助のポテンシャルへの確信体験
一方で、自助と互助には非常に助けられました。手前味噌ですが僕は相当な独学家らしいです。「お医者さんも心理士さんも信用できない!」と極端な認知となった僕は臨床心理・心理臨床を探検して、自分でやってみるという自助を続けてきました。一定の手応えを感じています。
なにより、僕にとっては互助が効きました。家族や友人、パートナーです。特にhal創業前から続く事業の核である「生き方テラコヤ」の発端の裏側には「山田を発起人とした適応障害や非定型うつ病の自助グループでありオープンダイアローグ」という文脈が息づいているように考えています。
🏃♂️援助(assistance)という共通ドメイン
職能(と呼べるほど歴としたものではないものの)で考えても、僕の活動と仕事は高校生のキャリア教育に始まります。その後も、若者支援、貧困層学習支援、発達障がい児と親御さんの療育・支援、アントレプレナー教育、海外教育研修作成、コミュニティハウスによる若者支援と、「対人援助」という針金が通っています。
👪血筋としての物語(おまけ)
母親は看護師で叔父は精神科医、祖母は障がい者支援学校で働いていました。母方は援助の血筋ですね。父親は銀行員で、祖父は京都で染め物か何かの自営業をしたそうです。援助と商売の交わるところに長男である自分が位置付けられ、拠点が京都であるのは嬉しいものです。
今年やること
最後に、why(パーパス)とwhat(ミッション)を踏まえたhow(サービス)について、今年度ベースで記述して筆を置こうと思います。と、思いましたが長くなってしまいましたね。なので詳細は追って!今回は備忘録までに!
📊事業
🚢組織
📄探求
最後に
月並みな言葉になりますが、このように1周年の報告ができるのは、halのメンバーを始め株主であるtaliki社のメンバー、ユーザーさん、クライアントさん、支えてくれるパートナーや見守ってくれている家族、友人の皆さんのおかげです。
その一人ひとりにも僕と同様に、周囲で沢山の方が支えてくれていて、と考えるとどこまでを感謝の対象としたらいいのかわかりません。ひとまず、「地球」と「先祖」に留めておこうと思います。ありがとうな、青い地球!アダムとイブ!イザナミとイザナギ!その他神話における神たち!(錯誤)
2年目(会計年度では11月に2期が始まっていますが)、さらにアクセル踏んで「心理援助の民主化」で頑張っていきます!みなさんも頑張っていることを頑張ってください。heal conflict!!!
P.S.
🙋♀️halは生き方テラコヤでクラファン実施中です!誕生日と1周年祝いにぜひ!(素敵なリターンを揃えました😌)
📊昨日(3/31)リリースしたてのサービスに注目してほしい
🤝話す口実があるといいなって方はmeetyへ
💁♂️ご連絡はDMからでも
https://twitter.com/ryujin_edu
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