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noteの皆さん☆90歳のばあばは自ら治すが口癖です。
90歳のばあばは、お腹をこわしても、少々足が痛くても決して病院に行こうとはしません。「病いは自ら治す」が持論です。
お年寄りの中には、ほんの少し変調があると病院で診察してもらって安心するという方もいらっしゃると思いますが、母は正反対のタイプです。
「病は気から」という言葉がありますが、母は気合で治そうとする人です。なので困ったものなのです。
◇毎日、健康づくりのために、自分なりのトレーニングを欠かさないばあば
コロナ禍が心配され始めた昨年の2月頃に、ぐらぐらする前歯を治療しておきました。そのおかげで、今は食事をする時に苦労することはありません。
治療してくださった先生が長年、行き慣れていた病院の信頼できる先生だったので良かったのですが、そうでなければ治療に行かなかったかも知れません。ですので、娘としては本当に扱いづらいおばあちゃんです。
頑固で自分が納得しないと、健康法でも薬でも、すべて拒否してしまうからです。
コロナ問題で、病院での診療が厳しい状況の中、母が病院嫌いだったのは良かったのかも知れません。超頑固な90歳は自分が信じるものがすべてなので、娘は本当に大変です。
ばあばには、出来る限りの防衛策で、病原菌を近づけないようにして、自らの健康法で頑張ってもらうしかありません。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《私はわたし、自分の体はようわかっとるんよ》
リビングで、好物の豆菓子を食べているばあばとの会話です。
「私は、誰が何言うても、病院はいかんのよ、ほじゃけど置き薬はいろいろ揃えとろ、私のあんばいで飲みよんよ、自分の体は自分がようわかっとんよ」
私が、何を言っても、まっすぐに自分の考えを曲げようとしない母、だからこそ、病気になったら大変です。
「お母さんの病院嫌いにも困ったもんじゃね・・・」
「その人次第じゃけんね、私は、お父さんの看病を長い間したけんね、菌も逃げていくんよねー」と訳の分からない持論を展開し、
「十人十色、私は私、人ぞれぞれ、私は、病院には行かんのよ」と言い放って会話は終了しました。
病気には縁遠い、健康な母で良かったと思います。
【ばあばの俳句】
寒さにも九十年の知恵袋
やはり年の功、母が生きてきた90年の歳月で学んできた生活の知恵は様々な所で生きています。時折、母が何気なく教えてくれることに感心することしきりです。
毎日の食事も、冬の寒い時期は温かい鍋料理に、ショウガのしぼり汁を入れたり、豚肉とほうれん草を使った体がホッカホカ温まる常夜鍋(じょうやなべ)に大根おろしを入れたりと、ばあばが知恵を生かした料理を教えてくれます。
90歳の知恵袋からしっかり聞いておかないと。
▽「ばあばの俳句」「毎日がバトル:山田家の女たち」は毎日、音声配信しています。聞いていただけたらうれしいです。
今日もたくさんの記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただきありがとうございます。
私のアルバムの写真から
また明日お会いしましょうね。