祈っている私◇応援したくなる人
私は始まる前に手を合わせていました。
「ベストが出せますように」自分ながらビックリしています。私は何故この人の為に、祈っているのか。
「上手く行きますように、練習の成果がそのまま出せますように、神様お願いします」そう祈っているのです。
その人が滑走を始めると、食い入るように見つめ、再び心の中で祈ります。
「失敗しないように、着氷が上手くいきますように」と。
私だけでなく、日本中の数多くのファンがそう思っていたと思います。
私はLIVEで送られてくるテレビ画面の映像を一瞬たりとも見逃してはいけないと、彼の演技を息を呑んで見ていました。
演技が終わってしばらくして、感動で涙が出そうになりました。
「まるで、神が降りたような」その姿に心が震えたのです。
私はそんな彼を何故か応援したくなるのです。
数多くの試練を潜り抜け、栄光を手にしてもなお、ひたすら前を向いて、自分が目指す大きな目標に向かって挑み続けている姿に感動しているのです。
私などには計り知れない責任感とモチベーションで練習を繰り返し、フィギュアスケートに取り組んでいるんでしょう。
素晴らしいの一言です。
私は羽生結弦選手を見ていると、何故か応援したくなってしまうのです。
その孤高の生き方が潔く眩しく映り、その姿が私の心に刺さるのです。
想像もつかないくらいの強い精神力で戦っているんでしょう。
そんな姿を目にして、私は祈りたくなるのです。
「練習した成果が報われますように」と。
「どうか北京オリンピックに行かせてあげてください、彼ならきっと何かを残してくれるはずだから」
私はまたこうして祈っています。
日本中の多くの方が同じ思いだと思いますが、私は今日、書かないではいられませんでした。素晴らしい演技をありがとう。
そして、フリーの演技で、念願の4回転半が成功に終わりますように。
実は私が投稿文章を書く前から母はイラストを描いて待ち構えていました。91歳のおばあちゃんも羽生選手のスケーティングに感動を貰ったのです。
最後までお読みいただいてありがとうございました。たくさんある記事の中からこの記事にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。共感していただき、スキを押していただけると励みになります。