苦しむ自分に酔わない

 苦しみ悶えて、生みだしたものが素晴らしいでしょうか。
 否定するつもりはありませんが、苦しんだから意味深いとはいえません。
 意味深さと、自分をいじめることは別だと認識するべきです。
「努力を売り物にする人は、プロじゃない」
 これを、
「ことさらに苦しみを語る人は、クリエイターじゃない」
 と読み替えます。
「徹夜して頑張った」
 という人は、
「計画性がないからじゃないか」
 といわれることを覚悟しなくてはいけません。
 努力しても、なかなか成果が出ない時期を経験しないと、ただの嫌味に聞こえるでしょうけど。
 苦しみを正面から受け止めて自分の血肉にできる人が、真の強者です。


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越庭 風姿 【 人は悩む。人は得る。創作で。】
「利益」をもたらすコンテンツは、すぐに廃れます。 不況、インフレ、円安などの経済不安から、短期的な利益を求める風潮があっても、真実は変わりません。 人の心を動かすのは「物語」以外にありません。 心を打つ物語を発信する。 時代が求めるのは、イノベーティブなブレークスルーです。