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おっとり話していても、すごいエネルギーだ

 若い小説家のお話を聞いていて、
「若いっていいなあ」
 なんて思っていました。
 まだ話し方が学生のようで、次々に自分の作品のエピソードを話してくれます。
 文学賞に応募して、なかなか認められなかったお話なども、明るく話します。
 編集さんにダメ出しされたとか、失敗談も織り交ぜます。
「まだ自分が表現したいことが書けていない」
 というコメントもあったとか。
 歳を取っていたら違う言い回しになるのでしょうか。
 自分は書き始めて日が浅いのですが、歳は取ってしまったので励まされる気がします。
 編集さんと話したときに、
「自信を持ってください」
 と言われたくらいでした。
 きっと割り引いて捉えるべきだろうな、と思いましたが。
 作家さんの話は、気軽に作品を書いているように聞こえていましたが、
 話が進むと、
「こんなにたくさん書いて応募していたんだ」
 と感心しました。


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越庭 風姿 【 人は悩む。人は得る。創作で。】
「利益」をもたらすコンテンツは、すぐに廃れます。 不況、インフレ、円安などの経済不安から、短期的な利益を求める風潮があっても、真実は変わりません。 人の心を動かすのは「物語」以外にありません。 心を打つ物語を発信する。 時代が求めるのは、イノベーティブなブレークスルーです。