【プロット】愛国心の強いオタサーの姫が、アイドルの握手会に
コミケ会場で開かれた握手会。
オタクの聖地ともいえる場所で、姫と崇められる円谷は、大学の漫研で作った同人誌を持ち込み、握手と引き換えに売っていた。
「収益は日本のSDGsのために使わせていただきます」
SNSで有名になってから、すっかりオタサーのアイドルになっていた。
自作の漫画は飛ぶように売れ、握手を求める長蛇の列がやまなかった。
アニメキャラ、声優などのオタク文化は日本が世界に誇るものである。
芸術の域まで昇華したアニメーションは世界的な映画祭でも話題になる。
だから円谷はオタク的アイドルであることを誇りに思っていた。
声優登録もして、歌も発売した。
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「利益」をもたらすコンテンツは、すぐに廃れます。
不況、インフレ、円安などの経済不安から、短期的な利益を求める風潮があっても、真実は変わりません。
人の心を動かすのは「物語」以外にありません。
心を打つ物語を発信する。
時代が求めるのは、イノベーティブなブレークスルーです。