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【図解2050,2051】「すること選び」と「しないこと選び」はコインの裏表

【中心型】することを選ぶ前は「できること」という可能性が広がっている。

この「できること」の中から「すること」を選ぶと、同時にそれ以外が「できるけどしないこと」になる。

すること選びとしないこと選びはコインの裏表。


【マトリックス型】最初は自分の知識や能力が低く「できること」も限られているので、迷うことは少ない。

しかし成長して「できること」が増えた後は、「『できるしやる』と『できるけどしない』の線引き」が作品の質や自分の満足度に大きな影響を与えるようになる。

「すること選び」と「しないこと選び」はコインの裏表。できることが増えた後は、「できるけどしない」を決めるのも大事。


「すること」と「しないこと」について考えたことを図解にしたものです。

人は原則として1度に1つのことしかできないので、「何かをする」は「それ以外をしない」と同じ意味になります。

たとえば私は今「noteを書いて」いますが、これは自動的に「本を読む」や「散歩に行く」などの「『できること』をしない」ということでもあります。

「エアロバイクをこぎながら本を読む」などの「ながら〇〇」は特殊なケースなのでここでは置いておきます


また、下の過去図解のように、時間の価値は状況によって変化します。

【図解1702,1703】「1時間の価値」は時間帯により変わる

「時間軸」も踏まえて「今、すること」と「あとですること」、そして「できるけどしないこと」を選べると、人生をより楽しみやすくなるでしょう。

たとえば私の場合、気力体力ともに充実している午前中は楽しみの中心である図解に使い、午後はそれ以外の活動をするようにしています。

逆に寝不足などで午前をスマホいじりでなんとなく過ごすと、その日一日の満足度が低いことが多いですね。


人生経験を積むほど、知識も経験も増え「できること」は広がっていきます。裏を返せば「すること選び」の難易度は上がっていきます。

「すること選び」と「しないこと選び」はコインの裏表。これを意識しつつ「すること」を選び、人生を楽しんでいきたいと思っています。


この図解の応用例(立体的に見る)

描いた図解を立体的にながめてみます。

右から見る

手前に「すること」の小さな円、奥に「できること」の大きな円が見えます。
「すること」の小さい円は密度が高く、またこの角度で見ると選んだ「すること」が「できること」の中心にあります。
「できることの中から、自分の気持ちや状況の中心にあることを選ぶ」ことの大切さがわかります。

下・裏から見る

下や裏から見ると、「大きな円→小さな円という変化」が目立ちます。
ほぼ無意識に行っている「すること選び」は「選択」であること、そしてもう一歩発想を広げると「できること→すること」という選択は常にされ続けていていることがわかります。

図解を立体的に見ると、より多くの学びがありますね。今回もお読みいただきありがとうございました。


●関連リンク

図解の「型」の説明→図解パターンの説明と使用例

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山田太郎 | 図解描き / 山田スライド工房
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