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【図解1964~1966】「惰性の行動」は減らしていく
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【マトリックス型】行動したい気持ちが本当にあるのなら、行動してもOK。
ただし、なんとなく行動する「惰性の行動」は人生の浪費に繋がりやすいので減らしていく。
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【マトリックス型】今、スマホいじりをしたい気持ちが本当にあるのなら、ある程度はやってもOK。
ただし、なんとなくスマホをいじる「惰性のスマホいじり」は時間の浪費に繋がりやすいので減らしていく。
どんな行動であれ、それが自分の本心に沿ったものならおおむね問題ない。しかし、なんとなく行動する「惰性の行動」は人生の浪費に繋がりやすいので減らしていこう。
昨日投稿した「『惰性の外食』は減らしていく」の図解を抽象化・転用して生まれた図解です。
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昨日の図解と今日の2枚の図解は、下のような関係になっています。
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「惰性の外食」の図解を描いている時、「外食以外にも惰性でやってしまっているものは結構あるな」と気づきました(①最初の図解)。
そこで、考えを広げやすいようにまず「惰性の外食」を抽象化して「惰性の行動」という形で言語化し、それを「惰性の行動」の図解としてまとめました(②学びの抽象化)。
そこからさらに具体のレベルに戻り、いまだによくやってしまう「スマホいじりで2時間経過」にも適応可能だと気づき、それも図解にまとめました(③学びの拡大)。
ちなみにこれらの行動で「失われるもの」は
惰性の外食:お金と健康
惰性のスマホいじり:時間
と異なりますが、図解からわかるように本質的な構造は似ているため、対応策も応用可能です。
こういう風に「一見遠いけど、実は構造が似ているもの」をつなげられるのは抽象化の楽しみの1つですね。
また、これらの図解の更なる応用例として、惰性の行動は「非日常→日常」でも起こることがあります。
たとえば年末年始はつい食事への意識がゆるんで食べ過ぎてしまうものですが、これ自体は「本心からの食べ過ぎ」の範疇だと思います。
ただ、年末年始が終わって「平常運転」になった今の時期でも、気の緩みが続いて食べ過ぎが続いていればそれは「惰性の食べ過ぎ」になってしまっている可能性が高く、気を引き締め直す必要があるでしょう(まずは体重計に乗ってみるのがおすすめです)。
何かをする時、それが「本心からの行動」か「惰性の行動」か自分の心に目を向け、惰性の行動は減らしていくとより人生を楽しみやすくなるでしょう。
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●関連リンク
図解の「型」の説明→図解パターンの説明と使用例
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