【図解1776】○○放題は実際には「枠」がある
【中心型】「○○放題」とうたっているサービスでも、たとえば「200万冊以上読み放題のKindleアンリミテッドは”一度に20冊まで”」、「インターネットつなぎ放題のA社は”3日で○○ギガを超えると速度制限”」のように、「○○放題」とは言っても実際には「枠」があることも多い。
こういうサービスは「枠」を考慮してもお得なことも多いが、実際に使い始めてから「こんなはずじゃなかった」とならないよう、「○○放題」には枠がないか確認してから申し込もう。
以前Kindleアンリミテッドを使っていた時に思いついた図解です。
KindleアンリミテッドはAmazonの電子書籍kindleのサービスで、月額980円で和書12万冊(洋書を含めると200万冊)が読み放題、というものです。
ただし、実際には一度に20冊(以前は10冊でしたが、ある時期に限度が増えたようです)という制限があり、これを超えて読もうとすると一旦ダウンロード済みの本を登録解除し、空き枠を作るというひと手間が必要です。
これは「○○放題とは言いつつも、実質的な枠がある」と言う意味で、”インターネットつなぎ放題”というサービスの「3日で○○ギガを超えると大幅な速度制限」と似ていると感じました。
枠の中で有効活用できれば確かにお得なことも多いですし、「純粋な無制限」にすればそれを反映してもっと価格も高くなるでしょうから、こういうサービス自体を否定するわけではありません。
ただ「○○放題」という言葉はあまりにも魅力的なので、そういうサービスを申し込む時は一歩立ち止まって「実質的な”枠”はないか?それは自分にとって許容範囲か?」を考えてみると、より納得感を上げられるでしょう。
この図解の応用例(抽象化と転用)
抽象化
○○放題は実際には「枠」があることも多い(すでに抽象度が十分高いためそのまま使用)
転用
「”これからも長い人生、生き放題”の人生サービス」を、「体や頭が自由に動く期間」という実質的な枠組みでとらえ直し、「いつかすること」の時期を切る
「人生サービス」の実質の枠組みを広げるため、間食の食べ過ぎを控える
「今している仕事は続け放題」と思わず、枠から押し出された時に備えてスキルアップなど自分の市場価値を維持、向上する
ことわざ化:し放題、気がつきゃ手間をかけ放題
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