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【図解1138,1139】言葉は「経験した分」だけ自分のものになる
【グラフ型】ほとんどの言葉は、最初は「他人の言葉」として自分の中に入ってくる。そして、その内容を実際に経験していくことを通して、「他人の言葉」は少しずつ「自分の言葉」になっていく。
言葉は経験した分だけ「自分のもの」になる。
言葉について、日頃から感じていた感覚を図解にしたものです。「他人の言葉」は「借り物の言葉」と言い換えてもいいでしょう。
個人的には「完全に自分オリジナルの言葉」というものは普通の人にはほとんどなくて、図解のように初めは「他人の言葉」だったものが長い年月の実践を経て「自分の言葉」に変わるか、または昔取り入れて忘れていた言葉がある時期を境に「自分の言葉」として出てくる場合が多いように感じています。
結局自分の言葉にならずに他人の言葉のまま消えていくものもあるでしょう
また「他人の言葉を自分の言葉にしていく」過程では、大きく2つの転機があるように思います。
初級者から中級者への飛躍と、中級者から上級者への飛躍というイメージでしょうか。
参考:【図解970,971】「言葉にできない思い」も大切にする
この辺りについては上の図解の「言語化できない→できる」と「納得感のある言語化ができる」と対応しているように感じるのですが、まだ私自身十分に言語化できていないので、今後も深掘りしていきたいと思っています。
私も言葉選びは結構気をつかっており、口に出したり書いたりしようとした時に薄っぺらさを感じた時は、「自分の言葉」になっていないと判断して極力その言葉を使わないようにしています(特に専門用語やカタカナ言葉)。
また、相手の業界用語など「相手の理解度は高いが自分の理解度は低い言葉」については、自分の言葉を大切にする意味でも、生半可な知識でトラブルを招かない意味でもやはり使うのを避けた方がいいだろうと感じました。
この図解の応用例
この図解の内容は「最初は借り物でも、経験と共に慣れて『自分のもの』になっていく」という意味で
・武道などの「型」
・仕事のマニュアルや、スキル全般
などにも応用可能でしょう。
●関連note
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![山田太郎 | 図解描き / 山田スライド工房](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/6379172/profile_af895e992788a6e032dde35f6dd76cb7.jpg?width=600&crop=1:1,smart)