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【hint.460】その中から何か一つにでも
今朝の一冊は、こちらになりました。
以前にも何度か紹介したことがある本ですが(紹介したのは別のところだったかな?)、やっぱり時々手にとって読みたくなる本のひとつです。
50の概念が、だいたい4ページずつにコンパクトにまとめられていて、ギュギュッと学ぶ、あるいは学びなおすことができるので、とても便利です。
私はよく、〈祝祭〉あるいは〈祝祭感覚〉という言葉を口にします。〈出会いの時を祝祭に〉を座右の銘にしてもいます。
私は仕事も勉強も、人生における〈祝祭〉だと考えています。〈新しい仲間との出会い、新しいアイデアを考え、新しいモノを生み出す。新しい意味が生まれる場所は、すべて祝祭の場となります〉。それを祝う心で、何事にも上機嫌で相対することができれば、いつしか小さい自分を乗り越えていくことができるはずです。
(「『世界の見方が変わる50の概念』著:齋藤 孝 草思社 2017年6月29日出版」より)
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〈祝祭〉という概念について取りあげられているこの部分。
じつは今回、初めて読んだのですが、「なんだかいいな〜」「元気が出るな〜」という感覚になりました。
何事にも上機嫌で接すること、これは日常生活において、とても大切なことですよね。
これさえできれば、日常生活だけにとどまらず、その積み重ねである人生も、とても楽しいものになりますから。
ただ、これ、けっこう難しい。
人との関わりのなかで生きている僕たちにとって、「どの瞬間も上機嫌」というのは、これなかなか難しいですよね。
単純に、疲れが溜まっていたりして、誰に対してというわけではないけれど、「なんとなくどんより・・・」という時間をズルズルと過ごしてしまったり、、そんなこともある。
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私は仕事も勉強も、人生における〈祝祭〉だと考えています。〈新しい仲間との出会い、新しいアイデアを考え、新しいモノを生み出す。新しい意味が生まれる場所は、すべて祝祭の場となります〉。
こういう意識で過ごすことに慣れてしまったら、それはもう、勝手に上機嫌になってしまうでしょう。 うん。「勝手に元気になって」しまいます。
「新しい意味が生まれる場所」って、ホントいたるところに転がっていますから、その中から何か一つにでも気づき、味わい、楽しむことができたら、「上機嫌」を自家発電できちゃいますね。
僕自身も、今朝またこの本との「新しい意味」が生むことができてよかったなぁ。
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今日のあなたにも、「新しい意味が生まれる」瞬間がたくさんありますように。