Bamboo houseの残骸
天上から観音さまが
ボロボロのbamboo houseを眺めている。
父が生きていた頃は
昼夜を問わずこの部屋に友だちが
日替わりで訪ねてきた。
バンド仲間や見るからにサーファー
普通の人や都会から来る会社役員などが
酒や食品の手土産を持ってやってくる。
幼い頃のぼくは
バンドの大音量が大嫌いだった。
タバコの煙だらけの部屋に
近づくこともなかったが
その煙が大麻の煙とも理解していなかった。
家族が大麻を常用している環境で育ったこどもは
日本にどれくらいいるのだろうか。
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