蓮2nd やばい。
すごかったという話、その2
前回に引き続きぶちぶち書き散らします。
神戸day1は非常にラッキーなことに、最前から2列目の席、花道の真横でライブを見ることができた。今後二度とこんなキャストに近い場所でライブを見ることはないと思いまながら、必死に一挙手一投足を目に焼き付けた。
嘘をついた。
私はペンライトをぼんやりと上下に浮かせながら佐々木琴子の一挙脚一投足に目を焼かれていたのである。
脚きれ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~すぎ~~~~~~!?!?!??!?
あまりに綺麗すぎたため私の心が自身の男体を拒絶するような感覚を覚え横転した。
きっとルネサンス期にミケランジェロの彫刻を初めて見た人は同じようにズコココ~と情けない音を立てて横転したに違いない。
「On your mark」でこの調子だったためか、正直それ以降の記憶がない。というより、情報が強制的に脳へとぶち込まれ、ライブが終わるころには端からずるずると記憶が零れ落ちていた。
振り付けの話をするなら色々と語りたい部分はある。
「飴色」で目標に追いつけないさやかの手を、そっと握って大丈夫だと言うように綴理がさやかを送り出す振りとか。
「ミルク」では胸に手を当てる頻度が多くてとても優しい気持ちになるとか。
「明日の空の僕たちへ」なんかは語るに語れず、逆に文字に起こしたくない領域にあることとか。
そんな中で「シュガーメルト」。こればかりは書いておかなきゃならない。
大事件、楡井希実が花宮初奈にキスをした。
拡張する公式
蓮ノ空はやはり他の作品と比べて特殊な形態である。その一つに公式の設定がどこまででも拡張することが可能という特徴がある。
その最たるがWith×MEETSだ。
ご存じの通りWith×MEETSは活動記録よりも先行した公式ストーリーという位置付けにあり、ちゃんとした本編の一部である。
どのような配信方法で行っているかは不明だが、ここで声優から小出しにされた情報のすべてがメンバーの発言となり、蓮ノ空の世界を作っている。
よって、慈は雨の音が好きだし梢は花帆のライブ姿を見て「生まれたてのかぐや姫」「天女」と称していたのは紛れもない公式である。
当たり前だが、キャストのTwitterでの発言や生放送での発言。これは作品物語としてカウントされないものだ。ここまではOK。
そこで、去年の6月(だったっけ?)DEEPNESS初披露のFes×LIVEを思い出してほしい。直近で花帆役の楡井希実が体調を崩し、直前のWith×MEETSをお休みし、ギリギリでFes×LIVEに参加していた。頑張ってるのんちゅけの姿に終始涙うるうるしてた。最高のライブだった。
だが仮にライブもお休みした場合、撫子祭は3人で行ったことが公式となってしまい、蓮103期の撫子祭にて日野下花帆は欠席。という正史になる。
※そうなった場合日程をずらした可能性もあるが
今でもDEEPNESSが3人だったら。のんちゅけがどんな思いでその期間を過ごしたかを考えるとボロボロに涙が出てしまう。
つまり、キャストによって本編が容易く左右されてしまう可能性を孕んでいるのが蓮ノ空というコンテンツなのである。
故に蓮ノ空は公式とその他の境界が非常に曖昧なバランスで存在し、キャスト等その他要因で公式設定がどこまででも拡張できる。
もともと二次創作が好きな性分かつカプ厨なので、公式とその他コンテンツとの区別について注意を払うことが多い。
ガルパンで好きなカプは「まほチョビ」だ。これで察してほしい。
その中で、全てが公式になってしまう蓮ノ空にはどこまでを公式とするのか、正直困惑していた。
遠征という"てい"で行っているこの2ndライブは果たして公式なのであろうか。メンバーが躍る画面の前でキャストが躍る。9人と9人、計18人で行うライブの立ち位置について、曖昧のド真ん中で揺れていた。
で。
楡井希実が花宮初奈にキスをした。花帆が梢にキスをした。曲の終わり際。暗転中に。キャストとメンバーの境界が一番曖昧になるこの時に。
また、花宮初奈が楡井希実に控えめなキスをした。梢が花帆にキスをした。
あと、数千人の前で梢が花帆に誘導告白させられていたし数千人の前で花帆が梢に告白していた。花宮初奈が楡井希実に誘導告白させられていたし、
楡井希実が花宮初奈に告白していた。
は??
筆者の気持ちを400文字以内で答えよ。(記述 20点)
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