エリック・クラプトンと鮨と叔父のこと
遠い記憶の中で、初めて鮨を食べたのは確か小学生高学年の頃だったと思う。
東急田園都市線の江田駅に住んでいた叔父のところに遊びに行って、連れていかれた地元の鮨屋だったはず。
なぜ小学生だったのを覚えているかというと、叔父にもらった小遣いで、発売したばかりのエリック・クラプトンの『unplugged』のCDを買ってもらったことを覚えているからだ。
叔父夫婦には子どもがおらず、大層私を可愛がってくれた。
私も、妹よりも私を贔屓にしてくれる叔父のことが好きだったのと、小遣い目当てに