延長ビザ申請が落ちてマレーシア入国審査で50シンガポールドルを要求された話
先日、10月にシンガポールへ遊びに行きました。
2ヶ月滞在する予定で、延長ビザを申請したのですが、申請から5日後に「却下」のメールが届きました😫やばい
ビザも切れるので仕方なく、急遽マレーシアへ陸路で出国することに。幸い、日本人の友人が手伝ってくれ、ジョホールバルのホテル予約や、行き帰りのバスチケットも準備してくれました。
ただ、行きと帰りのバスチケットは日本語表記で、QRコードのスクリーンショットだけの状態。さらに、自分の名前が書いていない仕様でした。これが後々トラブルの原因になるとは……。
マレーシア入国審査での出来事
予定通りQRコードをかざしてチャンギ空港から出発するバスに乗り、マレーシア側の入国審査場に到着しました。旅行気分なのでウキウキとワクワクで、進む中、無人ゲートを探したのですが見つからず、有人ゲートに進むことに。
そこで起きたのが、トラブルでした。
以下、やりとり(英語で進行)
審査官: (帰りの)チケットは?
私: バスのチケットです。
(渡したスクリーンショットが日本語で、名前も載っていないことに気づき、焦る)
審査官: (帰りの)チケットは?
私: バスのチケットです。
(もう泣きそう……)
審査官: エアラインのチケット。
私: 持っていない、バスのチケットだけです。
審査官: リターン・エアーチケット(帰りの航空券)。
そもそもバス移動なので、航空券なんて持っていないのですが、聞いてもらえません。
審査官: 帰りのチケットを買うのを手伝ってあげよう。
私: いらないです。バスのチケットがありますから。
審査官: 50シンガポールドル。
言葉の意味をすぐに理解できず、恐怖でしばらく黙り込んでしまいました。
手元の財布を確認すると、マレーシアリンギット20とシンガポールドル20しかありません。だってカードですもの。すると、審査官から「パスポートに挟んで渡せ」と言われ、このまま戻されてもビザ切れるし、戻れない!と指示通りに渡しました。
その後、彼はスタンプを押して、「行け」と言われて通過。
こんなことある?!
人生初の経験で、怖さと悲しさでいっぱいでした。帰りのバスチケットがスクリーンショットで名前が載っていないものだったのも原因だったかもしれません。シンガポールに戻るまでの約1週間、気持ちがずっと沈んでいました。
この出来事を通して、陸路での国境越えには予想外のことが起きる可能性があると実感しました。みなさんも、もし同じような状況になったら気をつけてくださいね。
無事にジョホールバルには入国できたけど、
また、シンガポールに戻るときにも大変なことに。。。😫