人は見た目が9割って話し
「深淵をのぞくとき、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」
19世紀ドイツの哲学者ニーチェの著書『善悪の彼岸』に登場する言葉ですが、無駄に意味深にとらえてしまいます。
「おっさんがキャバ嬢のおっぱいをのぞくとき、キャバクラの姉ちゃんもまたおっさんのロレックスを見ているのだ。」
これとほぼ同義でしょ。
この話はさておき、就活ではあなたが面接官に微塵も興味がなくても、面接官は根掘り葉掘り質問を繰り返し、あなたのことをのぞき込もうとしてくるわけです。そのときの第一印象が微妙だったら、面接官からの評価も自然と下がるわけですよね。実際、面接の評価項目に「見た目」は存在してます。だって、客先にダサいやつ営業させたくないじゃん。
そんなわけで「就活生が身だしなみで気を配ってほしいポイント3つ」お伝えします。まあ色々言い出すとキリがないですし、日本の事情ってのもあるのでエレガントなビジネスパーソンは心穏やかになさってくだせえ。
1. 靴下はロングホースの黒を履け
たまに白い靴下を履いているスーツ着た就活生を見る時があります。
ばかなのか?
中学時代の指定靴下か?それともお前は中世フランス貴族か?
靴下をアクセントカラーに使うのはカジュアルファッションでは普通ですが、ことビジネスにおいては違和感しかありません。着ているスーツがグレーやネイビーなんだから同系色の黒を履きましょう。それから、くるぶしが見えるような短い靴下もやめましょう。すね毛が相手に見えるのはマナー違反です。てか、誰もてめえの素足なんか見たくねえよ。
ハリソンの靴下でも購入しておきましょう。
https://www.halison.co.jp/halison/Scripts/GoodsDetail.asp?GoodsHin=66704
2. ネクタイをちゃんと絞めろ
高温多湿の日本で「常にきっちり絞めろ」なんて野暮なことはいいませんけど、面接くらいちゃんとしろや。首元がだらしないと全体的にダサい。
結び方はいろいろありますが、おススメは「セミウィンザーノット」か「ウィンザーノット」です。就活生が使う廉価なネクタイで「プレーンノット」とかするとディンプル作れないし、すぐほどけてダメになっちゃうんですよね。見栄えよく逆三角形を作れるように練習しておきましょう。
3. 靴を磨け
靴が最も文化資本の程度を表しているような気がします。
黒靴ってのは汚れ目立つんですよ。靴が汚い人間なんてビジネスの場では信用できません。外資生命保険の一流ビジネスパーソン見てみんしゃい。一分の隙もないほどに磨き上げているでしょうが。
埃落して軽く磨くだけでいいのでやってください。
ちゃんと磨け。
ブラシと磨き布は購入しておこう。
あと履くなら、黒靴内羽のストレートチップを履けば大丈夫だと思います。タッセルローファーとか新卒は履くべきじゃない。とりあえず紐靴。
まだまだ言いたいことはありますが、とりあえずこの3つくらいやっておきましょう。
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