青春18きっぷの思い出

今週は動画出せそうにないので、旬な話題のネタを投稿しておきますw

つい先日、鉄道趣味界隈に超ド級の爆弾が投下されましたね。

格安きっぷとしてお馴染みの「青春18きっぷ」がリニューアルされるのですが、複数人利用が不可になったり3日間or5日間の連続利用が必須になる程の大幅な変更で、ネット上では改悪との声が多数を占めているようです。
何がどう改悪になるのか詳細な説明は省きますが、個人的には「従来の青春18きっぷは終焉して別の物(具体的には秋の乗り放題パス)が18きっぷを名乗るようになった」という印象です。
なのでこれも一つの時代の終わりなのかなと思いまして、私の18きっぷの思い出をつらつら書いてみたいと思います。

私が18きっぷを使うようになったのは岡山に住んでいた頃でした。岡山から大阪まで18きっぷで往復したり、果ては東京まで18きっぷで往復するのも割と日常茶飯事でしたw
もちろんこの列車があっての話です。

一足先に終焉を迎えた夜行快速列車ムーンライトながら号ですね。「青春18きっぷ=ムーンライトながら」のイメージを持っている人はかなり多いと思います。
当時は373系が定期列車としてのながら号に充当され、(18きっぷ期間外も含めて)毎日走っているという今考えると奇跡のような状態でした。
繁忙期は臨時便が183系・189系で運転され、ムーンライトながら91号・92号として走っていました。

なので私の18きっぷのイメージで一番強いのは岡山~姫路間です。
今は昼間の岡山からの普通列車が相生止まりになりましたが、かつては昼間も岡山~姫路の直通が走っていました。その頃から本数は1時間に1本でしたが…
あと赤穂線周りで岡山から相生や姫路まで行く列車もあり、混雑具合によって乗り分けていた思い出もあります。
姫路以東が新快速なのは今と変わりませんが、確かJR西日本エリアからの快速大垣行きも深夜に数本あり、それが大垣で上手い具合にながら号と接続していた記憶もありますね。

大阪に住んでいた頃も何度か18きっぷを使っていましたが、東京に引っ越してからは一気に使用機会が減りました。
それでも何度か使用していたようです。次の写真は2012年9月8日撮影なのですが

この時は東京から18きっぷで静岡県の金谷駅まで行き、そこから大井川鐡道に乗っていたようです。

ただし最近は完全にご無沙汰でした。前回使用した詳細な日時は覚えていませんが、少なくとも5年以上は使っていなかったと思います。
なので今回の変更もまぁ時代の流れなのかなぁという感想です。

自動改札対応になるのは駅員さんの負担軽減という側面が大きいようです。このあたりは元JR駅員の綿貫渉さんが書いたnote記事がとても参考になります。

なので今回の変更を利用者目線で改悪と断じている人は多いのですが、そもそも利用者の使い勝手向上を目的とした変更ではないのかなという気がします。自動改札対応になるのは便利ですが。
今後、18きっぷが完全に廃止になるとの予想もあるようですが、前述の通り私の中では旧来の18きっぷは廃止になったという認識なので、今後については静観という感じですかね。新18きっぷを使う機会があるかどうかも分かりませんし…

鉄道系YouTuberにとっても18きっぷ旅は安定のコンテンツですが、例えばスーツさんのこのような動画は今後も投稿されるのかなと思います。
どうやら北海道新幹線オプション券の範囲が奥津軽いまべつ~木古内から新青森~木古内に変更になった影響で、5日間で稚内から枕崎まで行けるようになったらしいので、それをやる人は絶対に出てきそうですね。

その一方で18きっぷのスタンプそのものに着目した綿貫さんのこんな動画は見納めになるのかなという気がします。
(ちなみにこの動画の冒頭は都市対抗野球の観戦帰りで酔っていたらしいw)

今後の格安長距離移動はLCCか夜行バスがメインになるのかなという気がします。私も今年に入って名古屋と大阪に行った時は夜行バスに乗ってますが、苦手であっても多少は妥協しないといけない状況になってきているのは事実です。もちろん新幹線を使えるのであればそれが一番楽ではありますが、早朝から動くとなると夜行バス一択になっちゃいますね。目的地が姫路以西ならサンライズ号を使う手もありますが…