【8人用】都市伝説×クローズドサークル！マーダーミステリー「黒装の暗暗裏」レビューin探偵キャンプ【ネタバレなし】
＼ YAMANE COFFEE 本日のおすすめ ／
マーダーミステリー
「黒装の暗暗裏」
いらっしゃいませ🐱
ここは、マーダーミステリー大好きな店主やまねこが営む、
かなり風変わりな珈琲店「YAMANE COFFEE」。
コーヒーだけでなく、なにやら
「店主おすすめのマーダーミステリー作品紹介」があるみたいですよ。
お好みやお悩みに合わせて、
ここでしか味わえない特別な一品を提供しています。
どうぞ、ごゆっくり。
はい、店主やまねこです🐱いつもありがとうございます！
そちらの作品、私も2023年10月1日に参加してきましたよ～！
ってことで、本日のおすすめはコチラのマーダーミステリー
【黒装の暗暗裏】です。
メニュー表はこちらになります。
シナリオ：黒装の暗暗裏
プレイヤー数：８人
男女比：女４ 男４
時間：１８０分
ジャンル：現代日本
傾向：コミカル / 対立
テイスト：推理重視
制作：うららどんぐり製作所
シナリオ・ゲーム・グラフィック：滝崎はじめ
キャラクターデザイン：滝崎はじめ、たつやまあすか
印刷：萬印堂、Graphic
店舗：探偵キャンプ
GM：GMレス
※ネタバレに関して、記事内容は制作者に確認済みです。
【プレイ感】
【140文字以内感想】
#マーダーミステリー#黒装の暗暗裏
— やまねこ😺 (@yamacat223) October 1, 2023
高松利理役👖通過済の友人から「面白いから遊んでみて！」と言われていた本作品！タイトルやパッケージからダークな印象を受けていたけど、実際は議論も白熱しまくる非常に盛り上がる作品でした！なるほど、コレは面白い！
同卓の皆様ありがとうございました✨ pic.twitter.com/1YPFIpYx8o
【ストーリー】
露影市周辺で流行っている都市伝説があった。突然黒い男たちが現れる。
彼らの警告を無視した人々は消されてしまうという。
この都市伝説に興味を持ったミステリー研究会の面々も調査を行ったが、
目立った進展はなかった。
そんなある日、ミス研のメンバーは不審なメッセージを受け取る。
これは黒い男たちの警告なのか。その疑問が尽きない中、
彼らは会誌原稿執筆という名目でとある雪深い山荘に
合宿へ赴くこととなった。『事件』は起きる。
【シナリオの特徴】
・閉ざされた雪山の山荘という古典的な空間が舞台
マダミスでも人気の「クローズドサークル」が舞台。
事件が起きないはずがない！
・事件の裏には、黒い男達の影が潜んでいるかも！？
登場キャラクターは全員「常昌院大学」の１～３年生。
「黒い男達」とは一体誰なのか、真実なのか嘘なのか。
・文章量は多めですが、推理要素の難易度は中程度
HOや情報カードの文章は多めですが、
推理難易度は中程度ですので、初心者も経験者も
情報整理して真実を導きやすい仕様。
【感想】
ダークな世界観で満たされているパッケージ、
「都市伝説」に「黒い男たち」、
さらに「雪深い山荘」で事件が起きる、
その設定から「かなりシリアスな傾向の作品なんだろうな」
そんな印象を勝手に持っていましたが、
・・・違ったんだな、これが！
凄い盛り上がる作品じゃないですか！
くそ～、一本取られたー！！！最高！
プレイキャラクターは全員「ミステリー研究会」に所属する大学生、
そのため
研究会内での各々の関係性、
大学生特有の若いノリや感性、
真面目な子もいれば危ない場所に首をつっこみがちな子もいる。
「皆も何かしら秘密は抱えているだろうけど、
そんなことは気にしない。同じ”研究会”所属ってだけだから
そこまで深入りはしなくて良いし～。
程よい距離感で付き合い続ければ良いしね！」
そんな関係性の集まりで事件が起こるとなれば、そりゃ大変！
互いに疑心暗鬼になりながらも、ワチャワチャしながらも、
山荘を探索し続け、
「山荘」で「何」が起きているのか、
真実を見つけることに大奮闘。
てんやわんや！しっちゃかめっちゃか！
私の卓はとにかく盛り上がった。
制作側の想定以上に盛り上がってしまったかもしれない。(笑)
【🐱やまねこポイント🐱】
１．見取り図のクオリティが素晴らしい
「クローズドサークル」となると、地図・見取り図の重要性が
非常に大きく、作りこまれていれば作りこまれているほど、
犯人含めた各PLの頭の中で現場の想像がしやすく、
様々な動きが追いやすくなる。本作の見取り図、非常に美しかった👏
２．キャラクターの公開情報がユニーク
上の画像のように、本作は事前の公開情報も多めで、
キャラクターに関しても
・年齢
・性別
・学部
・生い立ち
・趣味
など丁寧に紹介されている。
私たちの卓では、進行役の1人がPL全員分の公開情報を
読み上げて進行しましたが、
聞いてる他のメンバーが「それは怪しい！」
「この人、絶対この子のこと好きだよ！笑」
「いやいや、本当かよ！」など
ツッコミを入れまくっていたので、
非常に面白いメンバー紹介タイムとなった。
このような自由度の高さが設けられているのも、GMレス作品の良い点。
３．オリジナリティ溢れる”ゲーム進行”
詳細はお伝えできかねますが、本作のゲーム進行は
かなりオリジナリティ満載。
随所随所に制作側の
「楽しんでもらおう！」というエンターテイメント精神、
そして制作側の「作るの楽しい！」というポジティブ精神も感じられ、
私も非常に楽しめました☺
【やまねこ満足度】
✨ ★★★★☆ (星５よりの星４) ✨
「パッケージ作品」であるものの、
プレイ中は、まるで
「ここは実際の山荘なのではないか！？」と
錯覚してしまうほどの作りこまれた世界観、それに伴う没入感。
私もなんだか気付けば大学生ノリ(若さゆえのヤンチャ感)で
「なんか知らないけど危ないんでしょ？
でも調べちゃおうよー！
アチコチ探索してみようよ！
ちょっと怖いけど行こうよ！」
みたいに、浮ついた気持ちで調査をしていました。
そう、それはまるで大人には出来ない
ある種”大冒険”のような感覚だった。
「子供っぽいよ！」
「子どもさ！子ども時代は二度と来ない。」
ちなみに本作の設定、ある作品を思い出しませんか？
ミステリー研究会に所属している男女
いわくつきの館に閉じ込められる
事件発生
そう。
ミステリーの名手 綾辻幸人デビュー作
「十角館の殺人」を彷彿させるシチュエーションなんです🏠
私のように綾辻幸人大好き人間の皆様は、
私と同じようにテンションもあがってしまうのではないでしょうか。
(※私は勝手にエラリイの気分で本作を楽しんでいました)
(一番好きなキャラはアガサちゃん👩)
ただ、本作は前述した通り、オリジナリティ満載ですので、
「十角館の殺人」とは内容はもちろん、
魅せ方も全く異なりますので違った楽しさが味わえます。
「GMレス」作品ではあるものの、特殊な進行方法であり、
私たちの卓でも何度か「～は、～で良いんですよね・・・？」
「多分・・・大丈夫・・・！はい！」と
慎重に確認しながら進めたので、
個人的にはGMがいても良いのかな～と思ったり。
ですが、もちろん「ＧＭレス」でも大きな問題は起きませんでしたので、
ＧＭレスでも十分楽しめますよ～！
あと個人的には、
こんなにも完成された世界観だったので、
エンディングも
もっと1人1人濃い内容でもよかったな～…と思いつつも、
「むしろ、その状態をきちんとブラッシュアップして
この形に持っていったのかもな。凄い👏」と
心の中で大きな拍手を贈りました。
大好きな「クローズドサークル」シチュエーションに、
「都市伝説」を絡めたミステリー色全開の好みのストーリー、
と私は大満足でした◎
卓終わった後も皆で「楽しかったね～！」と感想を言いあえる
素敵な空間にも感謝です✨
【店舗】
(今まで勘違いして、LEOとMAXの間に無駄にスペース入れ続けてました、
ごめんね。もう安心してくだせえ🙇笑)
今回「あなたの原罪」をプレイした店舗
＼ 探偵キャンプ ／
ぜひ皆さんも行ってみてくださいね🐱
公式HP・予約👉探偵キャンプ (reserva.be)
「探偵キャンプ」（4階）
住所👉東京都中央区銀座1丁目14番14号 銀座中公ビル4階
有楽町駅徒歩７分 / 銀座一丁目駅徒歩１分 / 東銀座駅徒歩５分
「マーダーミステリーのおすすめ作品」を興奮気味に話し終えた店主が、
いつになく真剣な顔でこんなことを話し始めた。
「黒装の暗暗裏、元々はゲムマで発売されたパッケージ作品でしたが、
7月に行われた「マダミスフェス」でも発売されてたんですよね！
欲しかったのですが、会場に着いたときにはすでに完売していて😢
今回遊べて本当によかった～！
ちなみに今後遊ぶ予定の方は、以下の
「黒装の暗暗裏 Q＆Aページ」に先に目を通すことをオススメします👍
ぜひ楽しんでくださいね～☺」
拙作マーダーミステリーゲーム『黒装の暗暗裏』のQ&Aのページを追加しました。説明書内で説明が不足している点や不明瞭な点について書いています。
— 滝崎 (@takizakihajime) July 21, 2023
説明書の内容やルールに一部触れているものの、ネタバレはありません。プレイ前に確認し参考にして下さい。https://t.co/bl6YSpXxrq
ここはYAMANE COFFEE。
またいつの日か、あなたのためだけにお店を開けるかもしれません。
また、”あなた”をお待ちしております。
―――CLOSE―――
やまねこ🐱
https://twitter.com/yamacat223
🐙🐙🐙やまねこ マダミス広報部について🐱🐱🐱
(以下、note記事へのリンク)
👉マダミス広報部「やまねこ」自己紹介
👉世間は私たちを「マダミス婚」と呼ぶのだろう
