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KAM INN裏の冒険

今日はKAM INNの裏に冒険の下見に行った。

KAM INNの裏には雑木林があって、その先に空き家がある。
わたしが吉野に住みはじめたときには既に空き家だったのだけど、ときどき親族の方が家の風通しと掃除をしに来ているのを見かける。


先日師僧の家で半内弟子活動(以下の記事参照)をしていたとき、おもしろい話を聞いた。

「惠遍(わたしの法名)のところの裏の道をずっと行けば井氷鹿の井戸(古事記に出てくる井戸)に出られるで」

えっ、そうなんですか!
ていうか、うちの裏に道あったんですか!?

KAM INN裏は50年ほど前からすると随分様変わりしているようで、以前近所のおじいちゃんから
『そもそもここにこーんな木ぃなんて生えてなかってんで。今は木が茂りすぎてなんも見えんけどな、前は向こうの山の稜線がここからきれいに見えててん。雑木林んところは畑でな、その横には池があってな、小さいころみんなで泳いで遊んだわぁ』
という話も聞いたことがあった。

今ははっきり言って、荒れ果てている
ときどき勝手に入って整備をするのだけど、そもそもいろんな木が大きくなりすぎていてどうしようもない。
でっかい広葉樹数本がKAM INNの上を完全に覆いつくしていて、日当たりもくそもない状態であるのはうちに来たことがある人ならわかるでしょう。
おかげで冬場ほんと寒いんですよね。。

とまぁそんな話は置いておいて、KAM INN裏からつづく道の件である。

当然ひととおりKAM INN裏は(勝手に)見て回ったことがあるので道らしきものがあれば気が付いている。
その道は消えてしまっているのだ。
使われなくなった道はあっという間に消える。
ただ、注意深く歩けば古い道の痕跡を発見できるはずだ。

冒険の予感、、!

そんなわけで、今日はちーちゃん(ねこ)と一緒に空き家のちょっと奥まで様子だけ見てきた。

ちょっと頑張れば歩けそうだ。

今度時間がゆっくりできた時に冒険しに行こう。
(とか言ってきっと数日中に行くのだろうなぁハハハ)

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ふー
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