staffer case 感想(ネタバレあり)

評価

★★★★★(星5)
case4とcase5の盛り上がり具合は人生に刻み込まれた。

感想

自分はとてもゲームをするほうではなく、ストーリー重視のゲームも数えられる程しかやっていないのだが、どんなゲームよりも感情をぐちゃぐちゃにされたといえる。case1とcase2が無料で遊べるデモ版から始めて、デモ版が終わった瞬間にすぐに購入したぐらいに引き込まれた。

case1

case1は六角推理が衝撃だった。事件の真相ならcase4やcase5のほうがもちろん衝撃的だったが、六角推理というシステムを始めて見る私は、六つの資料を見ると、自然と真相がわかっていくこの快感が大きかった。この時点で私は製品版を買うことを決めた。事件の真相に関してはスキルというものを始めて触れる私は、スキルを偽るという考えが出てこなく完全に念動力だと考えてしまっていた。そんな思考ロックしていた私をも気づかせてくれる六角推理は難易度としては簡単だったが、非常によくできたシステムだったと思う。マックスギャラクティカの胸像の話が出てきたのもニヤリとした。

case2

終わり方がかなり印象的だった。ホースさんが死んでしまったときは私は心ここにあらずのような顔だっただろう。特段ホースさんが好きだった訳でもないが、テナさんの暗い部分が垣間見えたところで驚きまくったし、同感もしてしまった。ノートがテナが犯人に危害を加える前に対策をするという選択をしたときノートの評価は爆上がりした。かっこいい。
人間を操ったということは最初の時点で考えていたが、まさかあんな複雑だったなんて思わなかった。人を操ってスキルを使えるのはかなり強力で使いようによっては世界壊滅ぐらい行けんじゃねぇかなとか思った。オッペンハイマーレベルが隔離されている要因の一つでもあるんじゃないかとも思った。テナさんがこわかわいい。あと脚立派圧倒的人数不利で可哀想。

case3

今までもそうだったが、この辺りからどんどんと暗い真相になっているとおもった。この話からチーム長が露骨に真相を隠してくるなと感じた。ステップが原因で引き起こされた事件で新鮮な気持ちだった。ブリアンさんを置いて逃げたと勘違いしたテナさんがノートにガチギレしたところも好感度高くなったポイント。ノートだけはおかしくあってほしかった。っていう信頼をノートに持っているところもかなり好き。一人であっさり攻略してしまうブリアンさん、ノートはおかしいって信じてたテナさん、しっかりおかしかったノート、そしてそれを見守るチーム長。全員がいい味出しててお気に入りのシーン。

case4

明らかに完成度の高いシナリオ。思わず震えた。
エルロイさんがめちゃくちゃ自分の好みで好きになってしまった。
エスティエンヌレベルより上のオッペンハイマーレベルが被害者であり容疑者の事件で壮大な話だった。所々矛盾が潜んでいてそれを指摘しないまま終わってしまうのかなとか思っていたら最後に怒涛の展開でびっくり。
六角推理の衝撃は凄くて音楽も相まって今までの六角推理とは一線を画すものになっていた。実はこの音楽は韓国人の方が作曲したフリーBGMらしく、これほんとにフリーのレベル?!なんて声が出てしまった。明らかに今までとは比べ物にならないぐらいに暗い真相で、被害者を救おうとした人が不意にも被害者を死なす要因になってしまい、更にはその事件を生み出したのも悪気のない無意識な子供だったり。最初このゲームをプレイしたときはなんとスキルとは便利なんだ、自分もこんなスキルがほしいと想像を膨らませていたが、実際まっていたのはスキルを持っているが故の悲劇と過去の自分の幼さを反省する回となった。でもやっぱりアンアームドぐらいならほしい
最後にいつものチーム長との会話で告白イベントがあるが、いつから好きだったんだと驚いてしまった。ですが、私もチーム長大好きです。私もチーム長のこともっと知りたいです。

case5

感情ぐっちゃぐちゃ。
case1の時点でここで事件が起きるとはわかっていたが、まさかその被害者が課長だとは予想外だった。ジョンはこんなにもいいやつなのになぜメダンはこんな寝不足な残念な野郎になってしまったのか、とか思ってたらしっかりといいやつでした。どんどんと真相に近づくたびに信じたくないという思いが大きくなっていく、それでもノートは進んでいく。自分がノートの立場なら考えても言い出せなかった。それでも、真実を明かす。それがノートの魅力だと思います。最後はめちゃくちゃ泣きました。チーム長…

まとめ

このブログ、後半になるにつれて私の感情がどんどんと出て語尾があやふやになってしまっているが、そうさせる何かがこのゲームにはあったんだと思った。めちゃくちゃおもしろかった。まだあまり知名度が低いのが悲しい。早く続編を作ってくれ。


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