「SUPER EIGHTのあとはご自由に」を見てほしい

フジテレビの月曜深夜の「SUPER EIGHTのあとはご自由に」。
今回のアドリブ劇が、すごくよくできてて面白かったので、見られる方はぜひTverやFODで見ていただきたい。
と言っても、見逃しは来週の月曜（3月18日）深夜までなんだけど。

鶴瓶さんの「スジナシ」という番組があった。
あれは与えられたセットの中でゲストと鶴瓶さんが探りながらストーリーを作っていく番組だった。

「あとはご自由に」は言ってみれば「スジアリ」である。
ゲストが設定や流れを考える。
指名されたSUPER EIGHTのメンバー（だいたい3人）は、衣装と最初に流れるナレーションで自分の役を知り、あとはすべてアドリブで演じていく。
ストーリーの落とし所はゲストの頭の中なので、ゲストの思いを探りながら演じていくことになる。

今回のゲストは甲本雅裕さん。
何も起こらないかに見えて、二転三転するストーリーの組み立て方が秀逸で、知らないまま取り組んでいたはずのメンバーなのに、まるで台本があって演じているようなはまり具合で、普通にドラマとしても面白いと思った。

一週目がドラマで、二週目がそれを振り返りながらのコメンタリー。
今、Tverででやっているのはコメンタリーの方。
ある意味、ドラマと裏側が一気に見られる回。
甲本さんの不思議な行動の理由には脱力。
俳優への道の話も面白かった。

演劇に興味のある方や、深夜の番組なんてチープじゃない？って思ってる方にもぜひ見ていただきたい。
と、毎回思ってたんだけど、なんで読んでもらえるかもわからないことを、今、書いているかと言えば、今月で番組が終わってしまうから。

次回は英語企画なんだけど（知る人ぞ知る「パスポート取りたいんです」の流れ）、回数的にアドリブ劇企画は今回が最後だったのではないかと急に気がついた。
メンバーは大変だろうけど、もっといろんな人で見たかった。
そして、いろんな人に見てほしかった。

SUPER EIGHTとしての後続番組の発表は、残念なことに今のところない。
この面白い企画ももう見られないのかもしれない。
関ジャニクロニクル時代から、彼らならではの企画をいろいろやってきてくださったスタッフには感謝しかない。（アルバムの特典映像企画でもお世話になってるし）

興味を持った方は、Wikipediaを見てみて。
まとめがわかりやすくてよかった。
きっと、見たかった！と思う回があるはず。

あぁ、終わっちゃうなんて寂しいなあ。