[GTAVJK]1話「フランクリンとラマー」解説(fanbox移動)
※この記事は2022/4/17にfanboxで公開したものを少し修正してnoteに移動したものです。
そもそも作品自体2,3人しか読んでなさそうだけど、こういうのは始めることに意味があるんです。
今回は『GTAVJK』本編第1話「フランクリンとラマー」
フランクリンとJKの出会い
GTAVJKはゲーム作品の二次創作小説なので、小説で書かれるほぼ全ての移動経路はゲームプレイで再現可能となるように心がけて執筆しています。
ラマーのレース後にフランクリンがLSPDに追われマイバツ工場でJKを轢き殺しそうになるくだりが小説オリジナルですが、大まかなルートは地図のような感じを想定して書きました。
実際に走行すると下の動画のようになります。
工場入る前にモタモタしてますが、小説では工場火災で消防車が入ろうとしていたためシャッターは開いている設定です。
坂を登りきった直後に死角から飛び出したJKが轢かれます。(動画ではパトカーが空を飛んで大変なことになっていますが)
その後、飛び乗ったJKとフランクリンで言い争いながらオリンピック高速道路を走る9Fが、ロスサントス・ダウンタウンの高層ビル群を背景に走り去り、すかさずタイトルドーン!みたいな流れを妄想しながら書いています。
すごいぞ映画みたいだ。
JKを監禁したマイバツ自動車工場
オンラインをやり込んだ人であれば「ウロチョロする大量のトラック」と「次々と突っ込んでくるハクチョウやら火炎瓶」でお馴染みのラ・メサのマイバツ自動車工場。JKはここに拉致監禁され、逃げ出した時に偶然通りかかったフランクリンと出会います。
ちなみに監禁された場所はオンラインで購入可能な6台ガレージ「ポピュラーSt、ユニット14」かなと思ってます。ヤク漬けにされて拘束されたJKにどんなぐへへ展開があったかは皆様のご想像にお任せします。
他諸々(テキスト・コメンタリー)
今後はブログの後半では、本文から引用して解説文を添える何かをやっていきます。注釈ですね。
以前コメントでご質問を頂きましたが、小説内のこのような地名・建物の説明はゲーム内外のフレーバーテキストを参照していることが多いです。+αで“我々の世界”のモデルを参照することもあります。GTAシリーズのロックスター構文は本当に最高です。特にGTA5の公式サイトは面白さであふれているので、見たことない人はぜひ。
なお、初っ端となるこの文はGTA5のラスボスでありテーマである「アメリカ資本主義」の擬人化とも言えるデビン・ウェストンを念頭に置いています。
この車両ナンバーは固定だよ、というどうでもよい豆知識。
ここは「ギャング・サファリ」の逃走中のトレバーとフランクリンの会話のオマージュ。トレバーの「違うんですお巡りさん、頼んだコカ●ンがもらえなくて」の部分をフランクリンが、フランクリンのツッコミをJKが担当しています。
ジミーのこの台詞は原作の日本語訳ではなく、原語を踏まえて書き直しました。「Wigger=黒人のストリート文化に憧れて模倣する中・上流階級の白人」として描かれるジミーですが、所謂「Nワード」を口にしたことを黒人でガチのギャングスタであるラマーから指摘され、しどろもどろで弁明するシーンです。
GTA5の日本語訳の完成度の高さは数ある洋ゲーにおいてトップレベルですが、当然ながら様々な事情や配慮で意訳される箇所も多いです。他にも「nuke」が「大量破壊兵器」、「Arab」が「外国のスパイ」のようにマイルドな表現への変更がありますが、小説ではあえて台詞を原語に寄せたりするので、「あれ?」と思った方は是非とも原作ゲームと比較してみてください。
音楽▼Bad News
GTAの最大の魅力はパクった車から流れる最高な音楽だと思います。
ミッション中に固定で流れるカーラジオについては極力小説で取り上げようと心に決めて執筆しましたが、第1話は心に決める前に執筆したので音楽について触れられていません。
本ミッションでは、フランクリンとラマーのレースでアクション・ブロンソンとダニー・ブラウンの「Bad News」が自動で再生されます。(次世代機限定のようです)
ごめんなさい、ついさっき音楽が最高と言いましたが、ラップ系は全然知識が無くて解説できないのです……(私の音楽の趣味は半分ジュンちゃんみたいな感じです)
この曲はGTA5への書き下ろしなのでサントラ扱いですかね。
車を盗まれた持ち主にとってはまさに「Bad News」でしょうね。
総括▼この文量は絶対にブログ続かない(確信)
本編執筆推敲の現実逃避として始めたブログなので、逃避したい願望の強さに応じて長くなる。(今書き直してる「強肉弱食」が死ぬほど面倒臭い)
次からは半分くらいの長さにします。