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エンタメ起業を考え始めたら観ておきたい映画6選

 今月開校したエンターテック・ユニバーシティのプレイベントで、日本の近未来の音楽ビジネスを担う人材をテーマに色んな方とお話しました。ポニーキャニオンの吉村社長や、iTuneやSpotifyの日本サービス立ち上げた現コロンビアの野本さん、TuneCoreJapan代表の野田くんなどと人材をテーマに話せたことは僕にとっても有益でした。公式サイトで登録すれば、動画をお観せしているので、興味のある人は連絡してみてください。


人生100年時代は好きなことを仕事にしないとシンドイ

 さて、プレイベント〜オープンキャンパスの中で、音事協の専務理事で、ETUの教授もお願いする中井秀範さんの「人生100年時代は50年とか働くわけで、好きなことを仕事に選ばないとシンドイやろう」という発言が耳に残りました。その通りだと思います。特に「終身雇用制度」が終了し、「就社」と言われた一つの会社に生涯いる人生プランは成立せず、自分自身に価値をつける「ジョブ型」が必要になったからこそ、「好きなことを仕事に」というシンプルな原則は大切だなと思います。
 
 そうなるとエンタメ領域は魅力的です。「好き」がはっきりしますからね。製造業が衰退し、金融機関も弱っている中、インバウンドでも威力を発揮する「文化・クリエイティブ産業」は、日本人の強みが活かせる領域でもあります。
 先行して開講した「音楽ビジネス専攻一年制」での「音楽ビジネス基本」講義の内容を考えている中で、「エンタメ起業」を意識するために観ておくとよい映画リストを作成したので、このnoteでも共有しようと思います。僕の独断ですが、自分で観て、面白かったものだけを選んでいます。特に順位はつけませんが、6タイトルを紹介します。

Spotify創業者ダニエル・エクを描いた「ザ・プレイリスト」

 まず最初に上げるには、音楽体験を変えたSpotifyの創業期の苦闘と成功を描いたこのドラマです。ファイル交換ソフトや、違法サイトなど、音楽業界とインターネットの戦いに終止符を打ったのは、スウェーデンのpeer to peer技術者ダニエル・エクでした。フリーミアム(無料ユーザーと有料ユーザーが共存し、徐々に有料ユーザーに移行していく)モデルで、月額課金型というのは、これまでの音楽消費体験に革命を起こし、音楽市場をV字回復させました。音楽への愛情がある人物像が描かれているのも、ある程度事実に即していると思います。

FACEBOOK誕生がモデルの「ソーシャル・ネットワーク」

 toCの起業家といえば、マーク・ザッカーバーグによるFACEBOOKは外せませんね。ハーバード在学中の学生名簿から始まったというソーシャルネットワークの成功の軌跡を、ダークな部分も含んで描いていて、映画としてもよくできていると思います。マストシーです。

コミカルに「スタートアップあるある」を描いた「SILKON VALLEY」

 気軽に観られるドラマとしてオススメです。シリコンバレーを舞台に、若きエンジニアが七転八倒します。いかがわしい人たちもたくさん登場して、 「スタートアップあるある」的なエピソードが次々でてきます。少し古い感覚になっている気もしますが、株の比率など、感覚的に捉えるきっかけにはよいのではないでしょうか?

エンタメ起業といえば外せない「スティーブ・ジョブズ」

 エンタメ起業家のレジェンドといえば、Appleの創始者、スティーブ・ジョブズですね。プレゼン上手だったり、独善的だったりする姿が描かれています。ジョブズをモデルにした映画、ドラマはいくつもありますが、入口にはこれが良いのかなと紹介です。

iPhoneに敗れたスマホ草創期のスタートアップ「ブラックベリー」

 最近、海外出張の飛行機の中で観たのですが、面白かったです、ブラックベリーと言っても、最近の若者は知らない人もいるかも知れませんね、iPhoneの前に、GoogleがアンドロイドOSを出す前に、一斉を風靡した携帯電話です。どのくらい史実に近いのかは知識がないのでわかりませんが、登場人物のキャラクターが立っていて、わかりやすい映画でした。

韓流好きには、「スタートアップ:夢の扉」

 ライトに観たい韓流好きにはこれも紹介。前傾の5作は男声の出演率が圧倒的に高くて、スタートアップ界隈のダイバーシティ、ジェンダーギャップには課題があるのかなと思ってしまいますが、このドラマは、ラブストーリーが軸になっています。というラブコメの舞台にスタートアップが使われチエルと言っても良いかもしれません。ここででてくるSandBoxは、スタートアップタジオ的なアクセラプログラムなので、そういう意味でも気になるドラマでした。

起業を考え始めたらStudioENTREのドアをノック!

 「好きなことをライフワークにする」「エンタメ領域で起業に挑戦したい」という人にとっては、StudioENTREは日本で最良の伴走者だと自負しています。様々なイベントを企画したり、登壇したりしています。最新のイベントは、サラリーマン向けのこんな企画です。ボツになってなくても、思いついたアイデアをぶつける場所を探していたら、是非、エントリーしてみてください。

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モチベーションあがります(^_-)