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日本版SubmitHubになれるか?新サービスmemeがα版ローンチ!ご注目ください!

 5月末に終了したStudioENTREの第2期インキュベーションプログラムでは、二件の事業が採択されました。ENTRE社内では「案件化」と呼んでいる事業開発予算を立てて、StudioENTRE内の期間限定事業部のような形で事業を行う準備をしています。
 本稿で紹介するmemeは、第二期採択案件の一つで、アーティストの楽曲をTikTokerなどのインフルエンサーにBGMとして使ってもらうことで、プロモーションに活用してもらおうという、そのマッチングを行うサービスです。
 この事業を立ち上げた起業家の田村亮二君は「アーティストの活動を支援するサービスを始めたい」と言って、インキュベーションプログラムに参加してくれていました。プログラムの中で、アイデアを詰めていき、サブミッションメディアで「今ニーズが有るところ」ということで、TikTokerなどのインフルエンサーの自身の動画に音楽を使ってもらうように依頼するというサービスモデルにたどり着きました。

 最終回の発表会でも、ENTREでメンターをお願いしている鈴木貴歩さんから「ともかくすぐやってみた方が良い」と言われていましたが、まさに旬なサービスだなと思います。ENTREで「案件化」して、要件定義してノンコードでプロダクトにするのに3ヶ月位はかかってしまいましたが、スタートアップらしいスピード感で形になったなと思います。

 アーティストは、1再生0.5円を基準に希望再生回数を定めることができます。1万回再生で5000円ですね。インフルエンサー側は楽曲と再生回数の条件をクリアーできるかを判断してBGMとして使うというシンプルな機能です。まずは、単機能で投入して、市場のニーズを見るというのはスタートアップの常道ですね。典型的な「リボンモデル」のプラットフォームで、アーティストとインフルエンサー双方のニーズを探りながら、日本版のSubmitHubを目指しています。
 デジタルサービスの普及が遅れていた日本の音楽市場では、欧米のようにインフルエンサーと音楽家を繋ぐサービスが不足しています。ストリーミングサービスよりも先に、TikTokなどの動画サービスを音楽のプロモーションに活用するサポートというのが、日本の現状には合っている気はします。
 興味のある方は、アーティストもインフルエンサーもmemeのサイトで登録してみてください。α版とは思えない使いやすさだと思います。
アーティストもインフルエンサーも絶賛大募集中のはずです!! 

StudioENTREは、こんな風に起業志望者の情熱とアイデアをプロダクトにしてスタートアップとして成長することを支援するスタートアップスタジオです。興味のある方は、お気軽にサイトのフォームからお問合せください!

 様々なイベントも頻繁に展開しています。無料イベントが毎月たくさんありますので、peatixをチェックして、気になるイベントに参加してみてください!!


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山口哲一:エンターテック✕起業
モチベーションあがります(^_-)