スタートアップスタジオの価値を80年代生まれの起業家たちと語ります。
音楽プロデューサー兼音楽事務所社長として、スターアーティストとヒット曲を出すことに邁進していた僕が、スタートアップ育成という領域に活動の重点を移したのは、デジタル化の進展という激烈な環境変化について真剣に考えて、取り組んできた結果でした。2011年に最初の書籍を出版したので、エンターテックエバンジェリスト活動を10年やってきたことになります。
テクノロジーについても、新規事業開発についても素人だった僕が、曲がりなりにもエンターテック事業開発のプロになれたのは、歳下の起業家たちとのコミュニケーションがあったからです。
問題意識や課題が見つかると、情報収集しながら、セミナーを企画・オーガナイズしたり、書籍の企画を立てて出版するという、反則的な「技」を得意とする僕は、『世界を変える80年代生まれの起業家』という対談集を出版し、START ME AWARDSというピッチイベントの実行委員長を務めました。
10人の起業家を紹介した本書の出版は僕にとってエポックな経験でした。2013年出版当時は、駆け出しの起業家だった彼らは時を経て、立派なビジネスパーソンになっています。その後も継続的にコミュニケーションを取っている人がほとんどで、大切な友人となりました。
起業も含めた熱量の高い若者があつまっている印象のあるFASTGROWが立ててくれた企画で、その内の3人と一緒にトークイベントをやることになりました。無料オンラインイベントなので、都合の付く人は是非、ご参加ください!
企画の趣旨として、StudioENTREの業態である「スタートアップスタジオ」の意義について語るというのがテーマの一つになっています。ハリウッドが映画を作るように、ノウハウと人脈を継続的に積み上げていって、資金調達前に仮説検証をしっかり行ってスタートアップをだしていこうという、「スタートアップスタジオ」というやり方は、世界的に注目を集めているのですが、まだまだ一般的な認知は低く、理解されてないように感じでいます。「スタートアップスタジオって何?」という方は、経営学の専門家である入山早大教授の動画がわかりやすいので、こちらをご覧ください。
エンターテックをテーマに掲げたスタートアップスタジオStudioENTREのサイトも最近、リニューアルしました。チェックしてみてください!
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