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著作権とブロックチェーンの未来、音楽家にとってのNFTについて掘り下げた議論をします!

 ブロックチェーン技術が音楽ビジネス生態系を構造的に変えていくという話は、このnoteでもいくつかの視点から書いてきました。昨年くらいからNFTが沸騰していて、デジタルアートからを発火点に音楽にも影響を与え始めています。
 そんな2021年6月現在の状況とこれから起きることをブロックチェーン技術の専門家とゆっくり話し合う機会をつくりました。ブロックチェーンと音楽の関係について興味のある方は、是非、ご参加ください。
 僕がセミナーをやる時の基本的なやり方なのですが、俯瞰した視点からの総論をやりつつ、具体事例で肌感を持てる会話をするつもりです。日本人的な勉強は、「基礎からしっかりやりましょう」みたいなことが多くて、真面目な人はそれをやろうとするのですが、少なくとも大人にとっては、目的のない勉強はモチベーションが難しいでしょう。今、現場で起きているリアリティと構造的な変化の意味を行き来しながら刺激的な会話を、ブロックチェーンではわかりやすい著書を何冊も出している俊英な若き起業家、森川くんとすることを僕自身楽しみにしています。

 実は、僕が代表のStudioENTREと森川君がCEOのGincoの共同事業でNFT技術を活用した新しいサービスを始めようとしています。このトークイベントの前には情報解禁するつもりだたのですが、諸事情あって月末にプレスリリースを出すことになりました。なので、この日はフライングになってしまうのですが、参加者限定でどんなサービスをやろうとしているのかもお話しちゃうつもりです。

 ブロックチェーンという分散型の仕組みによって、コンテンツの著作権管理は根本から変わります。時代の必然なので必ず変わることは確定しているというのが僕の認識なのですが、同時にこれまでの「集中管理型」と発送から違うので、どのように移行するのかのデザインは非常に難易度高いです。音楽ビジネス、著作権ビジネスの専門家の立場から、ブロックチェーンの社会実装の専門家と意見を交わす機会は貴重です。

 また、NFTは、無制限にコピーが可能なデジタルファイルにマスターという概念をもたせることができ、音楽家とユーザーの関係性に新しい可能性を産んでいます。現状は新しもの好きの注目を集め、デジタルアート作品などの投機目的での出資などが見られていますが、僕は、音楽ビジネス生態系のとしての可能性を感じています。
 Spotifyなどのサブスクリプション型ストリーミングサービスが幹となった音楽ビジネス生態系を補完するのが、ファンダイレクトファイナンスというのが今の音楽ビジネスの状況ですが、NFTを活用したマーケットプレイスは、そこの本命になり得るポテンシャルを持っています。StudioENTREとGincoの新サービスはまさに、そこに挑戦するものです。興味のある方は、是非、イベントにご参加ください。

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モチベーションあがります(^_-)