見出し画像

Amazon One開始の記事からIT後進国日本のプライバシー対応を武器のリープフロッグを考える

 近未来が現実になっていることを感じる記事です。「クレジットカードを機械に挿入して情報を読み込ませると、その情報が生体情報データと紐づけられる。登録後はどのAmazon One端末でも、手のひらをかざすことで支払いができるようになる」とのことです。

 日本市場でこの領域をアマゾンに押さえられると、ユーザーデータを通じて日本の消費市場を支配されることになりますから、対抗策考えたいですね。日本は既にtoC向けのITサービス普及が「後進国」なので、QRコードをこれから広めても(やった方が良いとは思いますが)中国の後塵を拝することに変わりはありません。どこかのポイントを見つけて「カエル跳び」(リープフロッグ)して、追い越さないといけない状況だというのが僕の認識です。もうマイナンバーカードとか辞めて、マイ生体反応に取り組んだ方が良いかもしれません。
 「ただし、これら数千人のユーザー個人を特定できる生体認証データに、第三者の企業がアクセスできるようになっているかどうかは依然として不明だ。そうした不確実性から、セキュリティやプライバシーに関する懸念が高まっている。」と記事にもありますが、この辺に日本がカエル跳び逆転するチャンスが有るのではないでしょうか?日本の消費者が納得するレベルでプライバシー対応した仕組みが作れれば、プライバシー権に敏感なヨーロッパでも通用するのでしょう。日本発で世界で戦えるかもしれません。この記事を読んでそんなことを思いました。

<関連投稿>

podcastはRADIO TALK、Spotifyなどで配信しています。ブックマークをお願いします。まぐまぐでメルマガも毎週発行です。読者登録お願いします!Amazonには著者ページありますので、チェックしてみて下さい。


いいなと思ったら応援しよう!

山口哲一:エンターテック✕起業
モチベーションあがります(^_-)