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木に水を塗るという仕事【2025.2.21】
今日はやまぼうしの家でごはんつくりの日でした。
最近、遊びに夢中でごはんつくりをしない子どもたち。
でも今日は準やま彼女と、もうお人方、来年新年少の彼女がお試しお預かり。この二人は、きっと率先して料理がしたいはず。
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しかし、そんな私の思惑は全くはずれ、準やま彼女たちは先輩姉さんたちについてごっこの世界へと旅立ってしまいました。
いつもなら、ここで私が台所に入って料理してしまうのですが、もしかしたら準やまちゃんたちは、目の前で料理しているのを見たら、やりたくなるんじゃないかと思い、庭でごはんつくりすることに。
まず、それに吸い寄せられたのは、準やまちゃんたちじゃなくて、年中彼。近くに来たので、「やる?」と聞くと、「うん」と言って、切ってもらうことに。
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彼が切っているのを見て、今度は準やま彼女が吸い寄せらてきました。「やる?」と聞くと、「うん」。
彼と並んで、やまぼうしでは初めてのごはんつくりです。
すでにウインナーしか残っておらず、切りにくいですが、ウインナーを切ってもらうことに。
いざ切り出すと、しょっぱなから自ら猫の手で、切り方も上手。普通に切ったら切りにくいと判断して、両手で上から押させつける切り方に、自ら変更。
こりゃあ、家でやってるな、と思ってあとで母に聞いてみると、一人ではやったことがないと。
そう言えば、彼女との会話のなかで、「母ちゃんはこうしてた」って言ってたから、母が料理しているのを見て覚えたのかもしれません。
見て覚えて、それを実行できる。
子どもといっても、侮れません。
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美味しい美味しい金曜日の味噌汁とごはん。
少し人数が増えたので、ひとつのテーブルで全員で食べることはできずに分かれることに。
準やま彼女はこっちで食べると。でもひとりは嫌なようで、仲良しの年少彼女に「一緒に食べよ」とお誘い。
年少彼女は、これまた仲良しの年中彼女たちと一緒に座ってましたが、年少彼女のところへ。
新年少さんたちが入ってくると、また人間関係に変化が起こるのが、今から楽しみです。
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せっせと木に筆で水を塗る準やま彼女。
他の遊びをしていた子たちも、遊びながらも、「いったい、な、なにをしているんだ、この子は」と木になるようです。
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惹きつけられるようにやってきたのは、同い年の準やま彼女。
ふたりでせっせと木に水を塗ります。
ただひたすらに、黙々と。
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そして気づけば、全員でヌリヌリ。
みんな、実は気になっていたのね。
なんだか楽しそうだなあと思っていたのね。
このあと、私も誘われて一緒に塗ったのですが、これが案外楽しかったのです。
なんだか職人さんになったような気分。
木に水を筆で塗る職人さん。
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最後は、じゅんさんお楽しみの紙芝居。
はじめてのお預かりだった準やま彼女は、全くなんの心配もなく、一日楽しく過ごしておられました。
いや、ほんとうに今日がはじめて?
やはり来年度の新入園児たちは一味違うようです。