沖縄 汁物の旅~8 スープ
スープ
変な題名ですみません。スープは汁物のことだろ、何のスープかのシリーズだろ、と突っ込まれそうですが、今回は汁物でも少し趣向を変えて洋食のスープです。
場所は在沖縄米軍嘉手納マリーナ内の「シーサイド」(Seaside)というレストランです。ここは「日本の中のアメリカ」です。珍しいでしょう?少しレポートしたいと思います。
家族で来店。トマトバジルスープ×3、シェフサラダ×1、フィレミニオン・ステーキ×2、ガーリック・シュリンプパスタ・ディナー×1を食べました。
あれ、ここにもスープ、サラダ
ところが注文したサラダとスープの他にもスープとスープらしきものとサラダとパンが加わっており、あれれと思いました。
良く考えると、料理にはパンとスープとサラダがついてくるので注文したシェフサラダの他に料理に付くサラダ、スープ、パンが付いてくるのでこうなったと合点しました。メニューが英語なのでチェックしきれませんでした。
沖縄のステーキ文化はアメリカユーで開花
沖縄にはステーキ店が多く高級店から庶民的な店まで多種多様です。専門店や洋食店だけでなくチャンプルーやそばを出す普通の食堂にもステーキがあることが珍しくなく、一例では250g、スープ、サラダ、ライス付きで1500円なんて店も那覇市久米にあります(円安前はもっと安かった)。そして沖縄でステーキを注文するとスープ、サラダ、ライスがデフォルトでついてくることが多いです。この米軍マリーナ内のレストランに来て「もしかして沖縄のステーキにデフォでスープ、サラダ、ライスが付いているのはアメリカユー(米軍統治時代)の影響かな」なんて思った次第です。
本土ではどうでしょう?もちろん店によって違いはあるでしょうが、ライスかパンは付いていて、スープかサラダはどちらかが別注文というパターンが多いのではないでしょうか?
ステーキは旅行の度に食べ歩いているので更に訪問を重ねて紹介できたらと思っています。終業が早い店もあったりしてなかなか都合よく行けないのが残念です。
ちょっとしたものにも「沖縄の中のアメリカ」
A.1.ソース
沖縄でおなじみのA.1.ソース。A1とピリオドがないものもあり本家イギリス製、ピリオドがあるのがアメリカ製だとか。独特の酸味があります。
食後のコーヒーにもアメリカの雰囲気
見たことのないクリームが付いていました。
トイレの洗面所も広いです。
勘定書き。アメリカ旅行で余ったドルを持っていたのでドルで払いました。
ドルは基地の外でも使えるかと試してみましたがダメでした。
日本人も気軽に入れる「シーサイド」
レストラン「シーサイド」は一般の日本人でも入れます。フェンスとかゲートとかありません。
メニューは英語ですが接客は日本人ですので心配いりません。支払いは円でもドルでもいいですが、円で払った場合でもお釣りはドルになります。水着、裸足は不可です。
*レポートは2018年当時の情報です。訪問当時の店名はSeaside Ristoranteでしたが現在はSeasideになっています。看板も白地に青い文字に変わっています。
<近くの見どころ>
米軍嘉手納基地
と言っても入れてもらえません。隣接する「道の駅かでな」に展望所があり、そこからら観察します。観光スポットとなっており、売店、イートスペース、休憩所などがあります。
東南植物楽園
沖縄県沖縄市にある民営の広大な植物園です。様々な花や木はもちろんのこと、動物との触れ合いなど様々な体験ができるコーナーがあり、まる1日過ごせます。
コザゲート通り
米軍嘉手納基地のゲートを起点とするメーンストリートです。米国人経営の店もあり本土では手に入らないグッズもあるとか。
日本初のショッピングセンター「プラザハウス」
1954年にコザ(現沖縄市)に誕生したショッピングセンターで、日本最古と言われています。初めは米国人など専用でしたが後に日本人にも開放されました。