首都圏の企業、苦境の酒類メーカー支援
今日から緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の延長に入った。
それにより、大きな打撃を受けたのは飲食店延いては酒類を提供する店ではないだろうか。また、そこに酒を販売する酒類メーカーも新たな開拓を求められている。
宅飲みに拍車がかかっている昨今、滝沢酒造は「酒ガチャ」なる、オリジナルの酒を詰め合わせた商品が飛ぶように売れている。前年の3~5倍で推移しているとのこと。5月には中国の通販サイト「天猫国際」に出店し、オリジナル日本酒で海外への販路拡大にも動き出している。
また、千葉駅ビルに設けた県内の地酒の販売スペースで、5月から守屋酒造(千葉県山武市)の米麹を使った自家製甘酒を販売し始めた。ストロベリーフレーバーなどカクテル風味の甘酒を提供し、若い女性の人気を集めている。健康志向へのアプローチもこもっているのだろうか。
従来、安定供給できた居酒屋が機能しない現在、その居酒屋を使っていた消費者向けに活路を見出すのは必然であるが、そこへのアプローチの答えは誰も分からない。しかし、留まっていては衰退しか残らないのだから、各メーカーには積極的に挑戦してほしい。
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